インビザラインの治療期間について

インビザラインはアメリカのアラインテクノロジー社が作るマウスピースの商品名です。

上下の歯にワイヤーやブラケットという器具をつける必要がなく、脱着できるマウスピースで歯を動かす治療を行うことができるため、特に楽器を演奏する方や柔道のような格闘技やアメフトなどのスポーツを行う患者様に向く治療です。

当院ではかなり前から導入していましたが、昨年くらいから効果が知られるようになってきて、相談を受けることが増えてきました。セラミックのクラウン冠を外すことなく、治療を始めることもできるため患者さんの負担も少なくてすむ場合もあります。矯正をあきらめていた保護者の方々もご検討されるケースも出てきました。

型を取るだけで治療を始めることができるため、矯正の知識のない一般歯科でも始めるところが増える傾向にあります。ただ矯正治療の経験がないとアライン社の技術者にきちんと指示ができないため、良い結果を得ることができない場合もあるので注意が必要です。

実はインビザライン治療の場合には、歯をスライスする量については1歯について0.5mm以上は推奨されていません

インビザラインで治療計画を立てる際に0.5mm以上のスライスが必要になる場合には、このように赤でアラートがでます。しかし、歯をスライスする事に抵抗を感じない歯科医は、このアラートを無視して0.5mmを越えたスライス量でマウスピースをオーダーします。

当然ですがスライス量を推奨される量より多くすれば、より多くスペースができます。歯の移動は簡単になり、治療期間は短くできます。部屋に家具が入りきらない場合に家具を思いっきり削れば、全部の家具が部屋に入って当たり前なのと同じです。

当方では、スライス量(IPR)を一箇所につき0.5mm以下になるように治療計画を立てて患者様にご提案しています。

インビザライン治療を行っている歯科医は世に数多くありますが、治療内容は医院によって全く異なりますので細心の注意が必要です。

院長がインビザラインのインストラクターである矯正歯科医院はインビザラインの技術力が高いです。私が受講させていただいた先生方の医院のサイトを以下に示します。https://www.aoyamar.jp/

http://maaortho.com/

http://www.fujiyama-ortho.com/

http://www.toki-kyousei.com/

矯正治療で正しい知識を得るためには、まずは矯正歯科のインストラクターのサイトを熟読して本物を知るということが大切だと思います。