お子さまの矯正をお考えの保護者の皆様へ

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎのむし歯治療、抜きすぎの矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

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色々な歯の悩みがあるかと思いますが、現在、日本人の子供の歯の治療に関して「歯並び」や「かみ合わせ」が気になる人は、全体の70%を占めています。そこで今回は子供の矯正についてご紹介します。

小児矯正とは


歯列矯正は大人になってからでも可能ですが、子供の時期から矯正を行うことによってより理想に近い治療を行うことが出来る場合があります。
その理由として、大人はアゴや骨の成長が終わってしまっているので歯を動かすだけの矯正になってしまいますが、子供はまだ成長段階にあるので、ある程度アゴの成長をコントロールしながら矯正を行うことが出来るからです。

大人になるにつれて、歯を抜いたり、削ったりせずに矯正することは難しくなります。


大人の矯正に移行する可能性とメリット


 子供の時期(歯の生え変わりの時期)は、骨の成長が起こるため、あごが発達しやすい時期です。
この時期はあごの発達も視野に入れて治療(1期治療)を行います。
この時期での治療はあくまで将来的に歯列矯正をより理想的かつ容易にするための治療です。
この時期での治療によって、将来的に歯並びの治療(2期治療)が必要なくなるわけではありません。


しかし、この時期での治療によって
◆将来的に抜歯をせずに治療が行える 
◆将来的治療期間が短期間で済む
などの大きなメリットがあるため、非常に重要な治療時期であることは間違いありません。


矯正治療の時期


矯正治療の時期

こどもの矯正歯科治療は2段階に分かれています。

●1期治療


 7歳頃~10歳頃の混合歯列期(乳歯と永久歯が生えている時期)に行う治療のことです。比較的簡単な装置を使用し、本格的な矯正歯科治療(2期治療)に入る前の準備的な矯正歯科治療とも言えます。

最近はインビザラインファーストという装置を用いてより精度の高い1期治療も行っています。


●2期治療

 11、12歳前後以降で永久歯が生えそろってから行う治療のことです。インビザラインを用いて永久歯の歯ならびやかみ合わせをしっかりと作り上げる本格的な矯正歯科治療です。

治療期間(目安


 1期治療では治療期間は1~2年前後、1~2か月に1回の通院となります。上下のあごのバランスを整えたり、歯列を広げて歯がならぶスペースを作ったりすることが主な目的です。


 1期治療の目的がある程度達成されたら、経過観察に切り替えます。この場合は3~6ヶ月に1回の通院になります。
 2期治療では治療期間が2年前後、1~3か月に1回の通院となります。インビザラインを用いて永久歯の歯ならびやかみ合わせをしっかりと作り上げます。

保定


2期治療できれいにならんだ歯ならびやかみ合わせを維持するのを保定(ほてい)と言います。
取り外し式のリテーナーという装置を終日または夜間使用します。

保定期間は最低でも4年程度、治療前の歯並びの状態によっては、より長期間継続することがあります。
せっかくきれいにした歯ならびを長く維持していくためには矯正治療後のメンテナンスも重要です。

第一期矯正のメリット


「矯正歯科治療は永久歯に生え変わらないと始められない。」と思っている保護者の方がいらっしゃいますが、1期治療にはたくさんのメリットがあります。特に成長を利用できるのが1期治療の最大のメリットです。ここではすべて挙げることはできませんが、代表的なものをご紹介します。


顔のバランスについて(これが一番大きなメリットだと思われます。)
上下のあご(お顔)のバランスを整えます。下顎前突(受け口)や上顎前突(出っ歯)の場合、歯の問題だけではなく、骨格的な問題が関係している場合が多くなります。その場合には、お顔つきにも影響が出てきます。1期治療では、骨格的に上下のあごのバランスが悪い場合でも、成長を促してバランスを整えることができます。成長期の治療ではこれが一番大きなメリットだと思われます。成長期のうちに上下のあごのバランスを整えておくことで、2期治療での抜歯が必要なくなったり、簡単になったり、将来的な外科矯正のリスクが少なくなったりするなど、たくさんのメリットがあります。


歯ならびについて
 歯列を広げて、歯がならぶスペースを確保します。凸凹があっても歯列を横に広げることで、ある程度は自然と凸凹が改善します。
本来は、上の奥歯が下の奥歯よりも外側にあるのが正しい咬み合わせですが、片方、もしくは左右両方とも、奥歯のかみ合わせが上下逆になっている場合があります。
片側の場合、上下の中心もズレてあごの曲がりもともなうことが多いため、早期の改善が望まれます。
 永久歯の生え変わりを良い方向へ促します。まだ生えていない永久歯が、変な位置に生えてきてしまうことはよくあります。(レントゲンを撮らないとわからない問題点です)

機能について
呼吸にも良い影響を与える場合がある。
骨格的に下あごが小さいこどもの場合、気道が狭くなっていることがあります。下あごを前方に成長させることで、気道が広がり、呼吸状態がよくなることもあります。
また、急速拡大装置も鼻腔の中を広げる効果があると報告されており、鼻の通りの改善が期待できます。
(※いずれも個人差があります。)
発音にも良い影響を与える場合がある。
特に開咬(前歯が咬んでいなくて隙間が開いている)のこどもで顕著な場合が多いです。前歯が開いているため、サ行などが明瞭に発音できず、滑舌が悪い場合があります。
かみ合わせの改善にともなって、発音の改善も期待できます。

第一期矯正のデメリット

◆トータルの治療期間が長くなってしまう。

矯正治療で知っておいてほしいこと


 原因によって矯正の治療内容は異なります。
お子様が5~6歳になると、下の前歯から永久歯がはえ始めます。永久歯がなかなかはえてこなかったり、ゆがんではえてきたりするとご両親はとても心配されると思います。
 お子様の矯正治療では今見えている歯のことだけではなく、今後はえてくる歯の状態や将来的に永久歯がはえそろった時点の予測も含めて、効率的・計画的な治療方針を立てる必要があります。
 また、子どものうちに早めに改善しておきたいのは、歯ならびを悪くする原因となる悪習癖です。
悪習癖の代表的なものとして、指しゃぶり、口呼吸、舌癖、吸唇・咬唇癖などがあります。これらの悪習癖は、成長過程で歯ならびや顎骨の形態に悪影響をおよぼします。
悪習癖を改善することは、矯正治療を行う上で治療をスムーズに進め、治療後のきれいになった状態を維持するためにも重要なポイントです。

  お子様の矯正治療では、治療の途中に永久歯がはえそろうのを待つ期間や保定中の観察期間を含めると、数年にわたって治療を行うことになります。 “早く治療を始めれば早く終わる”、あるいは“早く治療を始めれば将来歯を抜かずに済む”というものでもありません。
必要以上に早く治療を始めても、結果的に治療期間がより長くなってしまうことさえあります。

 健全な永久歯列を育成することが治療のゴールですので、本当の意味で“治療終了“と言えるまでにはそれなりに長い期間が必要です。
ゴールに到達するまでに長い道のりとなるからこそ、ご本人の状態に合わせてできる限り無理・無駄のない治療を計画することが大切です。

 また矯正治療には患者様自身の治療協力が必要不可欠です。
お子様が装置を嫌がって使ってくれないような場合、無理に治療をさせても十分な治療効果が得られないこともあります。また、歯磨きなどの基本的な生活習慣がうまくできていないと判断される場合は、矯正治療中に虫歯や歯肉炎などのトラブルが発生しやすいため、矯正治療をお勧めできません。
“早く治療しなければ手遅れになる“わけではなく、ご本人が成長して”歯ならびを治したい!”という気持ちが出てきてからでも矯正治療は可能です。
(※開始時期によって治療内容が変わってくる可能性はあります。)

  転勤・転居のため長期間にわたる継続的な治療が難しい場合はあらかじめご相談ください。
生活スタイルに合わせて治療開始時期をコントロールすることも可能です。

当院では、お子様の状態に合わせて、無理・無駄のない治療を行うことが大切だと考えております。

大人から見た「子どもの矯正」とはどのようなものなのでしょうか。いざ矯正となると、さまざまな疑問や悩みが生じてきます。歯を動かすというお子さんにとって大きな負担となる治療であること、また期間も長く高額な出費となることから、是非後悔のない医院選びをしていただきたいと思います。

少しでも矯正についてお悩み、疑問に思われたらお気軽にこむら小児歯科・矯正歯科までご相談ください。

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶
インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。

1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

3. 歯並びの問診票はこちらからご記入ください

◎診療時間

【月、火、水】10:00~12:40

       14:30~18:40
【金】14:30~18:40 
【土】10:00~12:40、14:30~16:30
   (16:40~17:40は矯正のみ
【木、日祝】休診
日曜日に月3回、矯正のみ10:00~12:40

受付時間完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249  or  15:30までのネット予約 での事前ご予約を必ずお願いします。電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時までです)

また当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。

これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては1900人以上です。

2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。

当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。

 桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路から来られる方もおられます。

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