矯正治療で抜歯は必要なのか?【抜歯をして後悔しないために知っておきたいこと】

歯列矯正治療で抜歯は必要なのだろうか、と気になったことはありませんか?この記事では歯を抜く矯正、抜かない矯正それぞれの特徴など矯正治療で後悔しないために知っておきたいことについて書かれています。興味のある方は是非読んでみてくださいね。

歯列矯正治療で抜歯は必要なのか?

歯列矯正のために歯を数本抜いても、すぐに咀嚼に重大な問題が生じるわけではありません。しかし、将来高齢者になって、ほかの歯が歯周病などで弱ってきたとき、若いときに健康な歯を抜いてしまったことを後悔することになるかもしれません。
医学的な調査により、高齢になっても自分の歯が20本以上残っていれば、少々固い物でも十分に咀嚼することができ、充実した食生活を送れることがわかりました。これは、健康面にも良い影響があります。このため、できるだけ自分の歯を健康な状態で保つことが大切だと考えられています。このような視点からも、健康な歯を抜くということは、安易におすすめできることではありません。

しかし抜歯しなくてはならない歯列矯正もあります。

抜歯が必要な理由としては主に以下のことが考えられます。

①    顎の骨の大きさに対して歯の大きさが大きくて並びきらない場合、抜歯して顎の骨の大きさと生えている歯の釣り合いが取れるようにします。また綺麗に歯を並べ口元を美しくするためには、歯を目標とする位置へ移動させるためのスペースが必要です。そのためのスペースを抜歯することでつくります。

②    親知らずが悪影響を及ぼしている場合は親知らずを抜歯します。斜めに生えていたり、埋まったままで横に向いていたりすると他の歯に力がかかり、せっかく矯正治療で歯が並んでも前に押されてしまい歯並びがくずれてしまうことがあります。

抜歯が必要と診断されたにもかかわらず抜歯しなかった場合は、口元が出たように感じる顔貌になってしまったり、治療後の後戻りがおきやすくなったりします。

歯を抜かずに矯正する方法は?

歯列を少し外側に広げることで、歯列を整えるためのスペースを作るという方法なら、非抜歯による歯列矯正も可能です。しかしこれには拡大できる量に個人差があります。

奥歯をもっと口の奥側に移動させ、歯列を整えるためのスペースを作るという方法もあります。28本(親知らずを除いて)の歯のうち、上下左右の奥から歯を奥に移動していきます。もちろん、奥に移動できる限界もあるためその量には個人差があります。または、前に傾いてしまった奥歯をまっすぐに起こすことで前歯をひっこめるスペースを作ることもあります。他にも歯と歯のあいだを少しずつ削ってスペースを作るという方法もあります。

ただし、これらの方法は、誰にでも適用できるというものではありません。詳しい検査と診査・診断により非抜歯による矯正治療が可能かどうかを見極めます。

親知らずまで含めた全部の歯が綺麗に並ぶスペースのある方は稀ですので、非抜歯の矯正といえど、親知らずに関しては抜歯をしなくてはいけないケースがほとんどです。

永久歯は一度削ったり抜いたりしてしまうと、元に戻す事は出来ません。
健康な人生のために、後悔のない選択ができるように、まずはどのようにしたいのかをきちんと担当の歯科医師に相談してから、しっかり説明をきいて納得する治療方法を選びましょう。

いかがでしたでしょうか。この記事では抜歯矯正、非抜歯矯正で知っておきたいことについてお伝えしました。他の矯正治療に関する記事も是非ご覧になってくださいね。

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