顎関節症について

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎのむし歯治療、抜きすぎの矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。


顎が痛い、顎の音が鳴るといった顎の症状でお悩みの方。近年、顎の関節で悩まれる方が増加しています。そこで今回は『顎関節症』についてお話ししていきたいと思います。

顎関節症とは?

『顎関節症』という病気をご存じでしょうか。虫歯の治療に行かれた際に、「アゴが鳴る」と相談した際に、顎関節症かもしれないと指摘された方が多いと思われます。

歯科の二大疾患として、虫歯と歯周病が挙げられますが、最近、『顎関節症』は、それらに続く第三の疾患として認識されています。

そもそも顎関節症とは、①アゴが鳴る②アゴが痛い③口が開きにくいといった症状(顎関節症の3大症状)が認められる場合に、顎関節症と診断される可能性があります。顎関節症という名前から推測すると、症状も原因も顎関節に限局する病気のように感じます。しかし、首の痛みや頭痛が伴う場合もあり、起因が様々な病気です。そのため、何科にかかったらよいのか分からずに、整形外科や整体、神経内科に行かれる場合も多いようです。第三の歯科疾患と言われるように、一般歯科が治療を担当していますが、痛みの程度が酷かったり、口がほとんど開かなかったり、治療が長引いたりといった場合には、専門歯科医へご紹介させていただきます。

また、噛み合わせが悪いからアゴに問題が起こったのでは?との思い込みから、矯正歯科を受診される方もいらっしゃいます。一方、「アゴが鳴る」のみで、痛みを伴わない場合、積極的な治療を必要とせず、放置しても日常生活に何ら不自由しません。矯正歯科に来られる患者さんは若い方が中心ですが、顎関節症も若い方、特に女性に多い病気です。また、歯列矯正は噛み合わせを直接さわる治療ですので、顎関節症との関わりも気になるところではないでしょうか。

歯列矯正治療との関わりも含めて、顎関節症を正しく理解して頂くために、まずは、顎関節症になったとき、関節内部でどのような変化が起こっているのか知って頂くところからではないでしょうか

顎関節症の原因

あごの関節は、動きの自由度が高いことから、とても複雑な構造をしています。そのあごの関節の動きを受け止めているのが、顎関節円板(がくかんせつえんばん)という、クッションの役割をしている組織です。関節の移動が激しいとこの関節円板に負担がかかり、関節円板の位置がずれてしまうことがあります。このずれが、顎関節症の原因の一つです。その他にも、顎関節症は、いくつかの原因が絡み合って起きることが多いです。

あごの関節も他の関節と同様に、コラーゲン繊維という繊維でできた靱帯(じんたい)や筋肉で支えられています。そのため、生まれつき靱帯や筋力が弱い人は顎関節症になりやすいと言えます。

その他、悩みやストレスも顎関節に負担を強いる場合があります。顎(あご)の痛み顎関節症に痛みが伴う場合は、肩こりと同じで顎関節のバランスが悪いために咀嚼筋(そしゃくきん:ご飯を食べるための筋肉)にこりを生じている場合があります。この痛みは矯正治療によって噛み合わせのバランスが整うと、取り除かれることがあります。矯正治療により噛み合わせを正しい位置にすることで顎の痛みも軽減します。

また、顎関節症の原因の一つに不正咬合が挙げられます。不正咬合とは上顎前突(出っ歯)、下顎前突(しゃくれ)、開咬(上下の間に隙間ができている)などを示します。そういった場合顎の関節が本来の正しい場所ではないため痛みを伴ったり、音がなってしまったりします。そういった場合は精密な検査を行い、正しい場所へと顎を矯正します。

◉顎関節症の治療は?

顎関節症については、いろいろな考え方がありますが、

ストレス等で噛みしめがあるとなりやすいように感じます。

過去、当歯科においては、若い人の場合は、枕を低くし、親知らずを抜歯し、必要があれば、上顎の7番目の歯の舌側咬頭内斜面(舌側の咬む面)を削合することで、筋肉の緊張が和らぎ、顎関節の症状が軽減する場合が多かったです。

難治性の顎関節症については、その限りではないので大阪大学歯学部附属病院にご紹介しています。

いわゆるマウスピースについては、このような記事があります。

https://diamond.jp/articles/-/132859

インビザラインを使用する先生なら常識なのですが、マウスピースを毎日長時間使用すると、下の記事のように奥歯がめり込み、咬み合わせが変わってしまいます。当院では、通常とは別のタイプのマウスピースを作成して噛み合わせが深くならないように注意しています。

マウスピースを使いすぎると歯がめり込んで、顎関節頭も関節窩にめり込む感じになり、関節円盤に負担がかかるため、個人的には良くないと思っています。

http://maaortho.com/2019/08/06/%E5%A5%A5%E6%AD%AF%E3%81%8C%E5%99%9B%E3%81%BF%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%9F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%B6%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3/

https://makino-ortho.com/archives/2750

顎関節症の治療にはマウスピースを使用した治療などが挙げられますが、矯正を伴わないマウスピースでは、長時間の使用によりかみ合わせが変化してしまう場合があります。そのため矯正を伴うマウスピース型矯正としてインビザラインが近年目立たない矯正として注目を浴びています。

インビザラインとは?こちらの記事に詳細を掲載しております。

顎の音が気になる、口が開かなくなって顎が痛い等、歯以外のお悩みでも歯科は受け付けております。一緒に原因を探しましょう。

ぜひ一度お悩みを相談しに来てください。こむら小児歯科・矯正歯科にてお電話お待ちしております。


こむら小児歯科・矯正歯科でマウスピース矯正(インビザライン)を行ったケースが、審査の結果、2018年5月にアライン社の公式症例集サイト:グローバル インビザライン ギャラリーに591番目に掲載されました▶


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

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