大人は歯列矯正をやめたほうがいいの?

大阪府おすすめのマウスピース型矯正の名医9人に掲載されました。
大阪府おすすめの小児矯正の名医6人に掲載されました

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎの虫歯治療、抜きすぎのワイヤー矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

こむら小児歯科・矯正歯科メインサイト▶︎


実際にインターネットで「歯列矯正」で検索をすると「歯列矯正 やらなきゃよかった」、「歯列矯正 後悔」、「歯科矯正 やめたほうがいい」などのネガティブな検索結果が表示されます。しかし、歯列矯正を行い、かみ合わせが良くなり、コンプレックスが解消した大人の方や笑顔が増えた方も多くいるので、本当にやめたほうがいいのか?やめたほうがいいと思うその理由はどのような点なのかポイントをご紹介させていただきます。

結論

最初に結論から申し上げます。

治療開始前に詳しく状況をお調べして詳細なシミュレーションを行なって、矯正治療が無理なく可能なのかどうかや矯正のメリットとデメリットを把握されてから歯列矯正を行うのが良いでしょう。

当院では下のようにいろいろなシミュレーションを作成して、「本当に抜歯治療が必要かどうか?」「骨の状態はどうか?」を徹底的に調べてから治療を開始します。

下のシミュレーションは一見良さそうですが、実はダメな治療計画です。

「歯列矯正をやらなければよかった」代表的な”4つ”の失敗事例

■計画していた期間で治療が終わらなかった

まず一つ目は計画通りに治療が進まず予定より長い期間治療が続いたケースです。

インビザライン矯正では、治療開始前に担当医が患者さまの歯並び状況を元にマウスピースの設計図を作成します。

マウスピース矯正ではマウスピースの設計の良し悪しによって矯正治療の結果は全く異なります。

マウスピースの設計に問題がある場合は、たとえ1本の歯であっても、無理な位置に動く計画になっていれば、いつまでたっても治療はうまく進みません長い年月をかけても想定した仕上がりにならない理由は、患者様の協力が今一つだった場合もありますが、計画に無理があった可能性も高いです

現時点でインビザライン社のAIが作成するマウスピースの設計図は今ひとつと言えます。
「インビザライン矯正=AIが治療計画を立案する全自動治療」のイメージが先行していますが、現時点ではまだ「人間がアプリで治療計画を作成する必要がある段階」です。
インビザラインドクターというインビザライン社と契約した歯科医師がマウスピースの設計をほぼ一から作り直す必要があるのです。

ですから、インビザライン治療のレベルは医院によって全く異なります。

こむら小児歯科・矯正歯科では、インビザライン治療歴が10年以上ある院長が計画を作成し、何回も修正し、インビザラインのインストラクターに添削してもらう万全の体制を取っています。▶

■見た目がひどくなった

二つ目は口元が下がりすぎてしまったというケースです。

矯正学的には正しくても抜歯矯正の結果で悩んでおられる方もおられます。▽(閲覧注意)

従来のワイヤー矯正の診断とインビザライン治療の診断とは大きく異なります。

抜歯矯正の場合、口元が下がりすぎることもあるので、そのため矯正をしなければよかったと思われたのではないでしょうか。

また部分矯正にありがちですが、奥歯の位置が悪いのに前歯だけの矯正を行えば、しわ寄せが奥歯に波及し、かみ合わせに問題が出てくる場合もあるでしょう。前から見える部分だけでなく、機能面をしっかりと考慮に入れた計画を立てて治療を行なわないと後悔することも出てくるでしょう。

■歯の後戻りが起こってしまった

三つ目は、一度歯並びが理想の状態になった後で後戻りしてしまうケースです。

歯列矯正が上手くはいかなかったケースとして、一番多いとされているのは「歯の後戻り」です。

特に大人の場合は、矯正治療が完了し、矯正装置を外すと、歯は元の位置に戻ろうとします。そこで「保定装置」という歯を正しい位置にキープする装置を装着し続けなければ、歯は元通りの位置に戻ってしまいます。時間をかけてゆっくりと新しい状態になじませていくことが大切です。

親知らずを抜かないと親知らずが手前の歯を押して多くの歯がズレてしまいます。くれぐれもご注意ください。

■ むし歯になり、治療が中断してしまった

四つ目は装置を外さないと治療できない虫歯ができてしまい治療を中断してしまったケースです。

ワイヤー矯正、マウスピース矯正、どのような歯列矯正においても、矯正装置がお口の中にあると歯ブラシが十分に行き届かず虫歯が出来やすい歯周環境になります。もし治療期間中に、虫歯が発生してしまった場合は、治療が中断したり、治療期間に遅れが出たりします。そのため、事前に虫歯を治してから治療を行うことが理想とされています。

こむら小児歯科・矯正歯科でもむし歯の多い方の矯正はやはり中断が多くなります。

 歯科矯正をやってよかったメリット

歯科矯正を「やらなければよかった」という事例やデメリットを見ていきましたが、ここでは「やってよかったメリット」をご紹介します。

患者様それぞれ歯科矯正を始める理由はさまざまです。しかし、歯科矯正をすることによってこうした見た目のコンプレックスの改善にもつながります。

■噛み合わせが良くなる

歯並びに問題を抱えているということは、噛み合わせにも問題があるケースが少なくありません。歯科矯正によって歯が正しい位置になると、噛み合わせも改善され食べ物を十分に咀嚼(物を食べたり噛んだりすること)できるようになります。

■フェイスラインに変化が起こる

歯並びが悪く、同じ方の顎でばかり噛む癖があった人も、歯並びの改善によりバランス良く口腔内が使えることで顔の変化を感じるなど、左右の対称比が改善することもあります。

■虫歯や歯周病リスクを下げられる

歯並びが良くなると、歯磨きのしやすさも上がります。すると、虫歯や歯周病といった危険性も下げることができます。

■笑顔に自信がもてる

何よりのメリットとして、これまで歯並びがコンプレックスで笑顔に自信がもてなかった人も、歯科矯正によって自信をもって笑えるようになります。自然と笑顔が作れるようになると、積極的にコミュニケーションを行えるようになるなど、メンタルにも良い影響が出てくる可能性が大きいです。

 歯科矯正をやめたほうがいい方とその理由

歯科矯正は健康な口腔内であることが理想的です。次のような人は、すぐには歯科矯正ができないほかやめたほうがいい可能性もあります。

■ 虫歯や歯周病などが多い

虫歯や歯周病といったトラブルを抱えている場合、これらの治療が矯正治療よりも最優先となります。とくにワイヤーやブラケットを使った矯正の場合、つねに装置をつけたままの状態となりますので、普段より歯磨きがしづらくなります。すると、今ある虫歯や歯周病が悪化し、せっかく始めた歯科矯正を途中でやめる必要が出たり、思うように歯の移動が生じない可能性が出てきます。

■ 顎関節症の場合

顎関節症とは口を開いた際に音が鳴ったり、顎に痛みや違和感を感じる症状です。症状がひどい場合は食事もままならず、頭痛や腰痛といった体の他の部位にまで影響が出てきます。顎関節症は噛み合わせの悪さからくることがありますが、症状が重い場合、歯科矯正ができない可能性があります。ただケースによっては矯正することでかみ合わせが良くなり、顎関節症が良くなる場合もあります。

■ すぐに効果が欲しい場合

歯科矯正は長年位置していた場所から適切な位置へと歯を移動させる医療行為です。イベントがあるからといって、自分の思い通りの期間に治療が完了するとは限りません。すぐにでも治ると考えて安易に歯科矯正を始めると、予定していた日までに終わらずに後悔することにもつながりかねません。

 悪い歯並びをそのままにしておくデメリット

ここからは、歯科矯正をせず悪い歯並びを放っておくことのデメリットをご説明します。歯並びの改善は見た目の改善が結果とイメージされている方も少なくないと思います。しかし、歯は人間が生きていくうえで必要な栄養を取り込む入り口にあり、生命維持や健康に欠かせません。悪い歯並びをそのままにしておくと、次のようなリスクやデメリットが生じる可能性があります。

■ 虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪い状態は、歯同士が重なっていたり、歯ブラシで磨きづらい部分があるなど、清掃性(掃除がしやすい状態)が良いとはいえません。歯科矯正を行い、清掃性を上げることで、虫歯や歯周病になるリスクが下げられます。虫歯や歯周病は、口腔内だけの問題にとどまらず、全身の疾患の原因になるほか、QOL(Quolity of Life:生活の質)の低下も招くことさえあるといわれています。

■ 口臭がきつくなる

清掃性が悪いことで、磨き残しや同じ箇所に食べカスなどがたまりやすくなり、口臭の原因となります。また、歯並びが悪いことで食べ物が十分に噛み砕かれないまま胃腸へ送ることも、十分な唾液の分泌が起こらずに口臭を招くことにつながることもあります。

■ 噛み合わせが悪い

悪い歯並びは十分な噛み合わせが行われていない可能性があります。噛み合わせがしっかりしていないと、よく噛めていないまま食べ物が胃腸に送られ、消化吸収に負担がかかることもあります。

■ 見た目が悪く自信がもてない

歯並びにコンプレックスを抱えていると、口元を隠して笑ったり、会話に積極的になれないという人もいることでしょう。すると、まわりから控えめな印象をもたれたり、自分に自信がもてないということにもつながります。


後悔した理由

インビザラインをインターネットで検索してみると、「後悔」や「失敗談」などのネガティブな言葉が見られることがあります。こうした言葉を聞くと、インビザラインでの歯科矯正を検討している方は不安になるのではないでしょうか。

どのような理由で後悔に繋がってしまったのか、これからインビザライン矯正を検討されている方が後悔しないようにご紹介したいと思います。

■ 希望していた期間内に終わらなかった

一番多くの声がこちらになります。

インビザラインは1日の着用時間も20時間以上と長く、定期的に通院していただく必要がありますが、着用時間を守らなかったり、忙しくて中々通院できなかったりすると治療期間はどんどん長くなっていく傾向にあります。そのため1〜3年など、矯正に長期間かかるケースも珍しくありません。

しかし、中には「当初計画されていた矯正期間よりも伸びてしまった」ということもあり、いつまでかかるのかわからない不安から後悔の声が挙がることもあります。

治療後に後戻りが起きた矯正をして、理想の歯並びになった後でよく起こることが「歯の後戻り」と言われています。矯正治療は矯正完了後の「保定期間」と言われる完成した土台を固める作業を終えることで終了となります。理想の歯並びになったからといってこの保定期間をないがしろにすると歯は以前の歯並びに戻ろうとしてしまいます。きちんと指示された期間は守るようにしましょう。

■ かみ合わせが悪くなってしまった

インビザライン矯正治療はマウスピースを使用して歯を移動させていくものですが、マウスピースの設計が悪いと歯を移動させたことによって逆にかみ合わせが悪化してしまったということがあります。また、正中線と呼ばれる前歯の間の中心線が上下でずれてしまうということもあります。

歯茎が下がってしまった

マウスピース矯正は歯に負荷をかけ、移動させている状態ですが、マウスピースの設計が悪いとこの負荷がきつすぎたり、歯周病等で歯槽骨という歯茎の中の骨の量が少なくなってしまっている場合は歯が骨が少ない場所に移動する際にどうしても歯肉退縮が起こってしまい、歯茎が下がってしまいます。

思った以上に成果が出なかった

矯正開始前のシミュレーションでは理想の歯並びになっていたが、実際に治療を終えてみると思った歯並びと少し違う…ということがあります。
この要因は様々ありますが、一番大きな理由は、マウスピースの設計が間違っていて、無理な場所に歯を動かそうとしているからです。

それ以外には担当医師と患者様のコミュニケーション不足、治療中のルールが守られていない等といった要因が考えられます。

では、矯正で失敗しないためにどのようなことを行えば良いのかご説明します。

信頼できる歯医者を選ぶ

インビザライン矯正治療は長期間に及びますので患者様と歯科医師のコミュニケーションや、想定外のトラブルにどう柔軟に対応するかという点が非常に重要になります。この中からインビザライン治療のビフォーアフターの写真を載せている歯科医院で実績を確認しましょう▶。

インビザライン矯正治療中のルールを守る

インビザライン矯正中は20時間以上の着用時間を守る必要があります。この着用時間を守らないと歯の移動が思ったように進まず、結果として治療期間が長引いてしまう原因となります。また、新しく作成したマウスピースが痛みに耐えられずに装着できない場合はすぐにかかりつけの矯正歯科へご連絡ください。

◆ 定期的な通院を心がける

治療期間が長引く理由の多くは患者様が忙しく中々通院タイミングが合わないという点です。インビザラインは定期的にアライナー(マウスピースのこと)を作成しなおし、少しずつ歯を移動させていきますが、通院期間が長引いてしまうと、次のステップに入るのも遅くなってしまい、最終的に治療完了までの時間が長引いてしまいます。ですので無理強いは致しませんが、なるべく通院するようにしましょう。

口の中のお手入れはいつもより念入りに行う

インビザライン矯正中は歯にマウスピースが装着されている状態なので、通常以上に歯に細菌が溜まりやすい状況になっています。食後のマウスピース装着前は必ず歯磨きを念入りに行いましょう。それに合わせて歯間フロス等の清掃補助用具も併用すると効果的です。出先等で歯磨きが出来ない場合は水で口をゆすぐなどでも効果はあります。その際は、必ずお家でケアを行うことを忘れないようにすることをお勧めしています。

◆ 治療後の保定期間をしっかりと行う

インビザライン矯正後の保定期間を終了して矯正治療は終了となります。歯並びが良くなかったから開放的になる気持ちは分かりますが、このタイミングで緩めてしまうと、せっかくの長期の努力が水の泡となってしまいます。しっかりと歯科医師の指示に従った期間の保定を守るようにお願いします。

以上インビザラインを後悔しないためにも後悔した理由と、後悔しない為の対処をご紹介しました。

矯正に踏み出すのにも勇気がいるため、後悔のないように不安や、少しの疑問もお伝えください。患者様と相違がないようにじっくりとカウンセリングを行いますのでご安心してまずは、こむら小児歯科・矯正歯科へお電話ください。


こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶ 大人にはインビザライン治療という方法が、清潔な器具に週一で取り換えることもできる上に通院回数も減らせておすすめです。


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

マウスピース矯正は、床矯正と同じで簡単そうに思われていますが、奥歯の移動が必要なケースでインビザラインGO(奥歯を動かせないタイプ)を選択してしまったり、たとえ1本の歯の移動であっても歯科医が移動の指示を間違えてマウスピースを作製すると治療はうまく進みません。多くの矯正歯科クリニックがマウスピース矯正を行っていない理由がこの辺りにあります▶

ワイヤー矯正を油絵を描くことに例えるなら、現時点でのインビザライン矯正はPhotoshopを使って絵を描くような感じかもしれません。インビザライン治療が実は難しいのは、絵心がなければ上手な絵は描けませんが、Photoshop特有の技術なしではPhotoshopで絵を描くことはできないのと似ているかもしれません。

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶
インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年はインビザライン社のプラチナステータスを取得しました。

1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

3. 歯並びの問診票はこちらからご記入ください

◎診療時間

【月、火、水】10:00~12:40

       14:30~18:40
【金】14:30~18:40 
【土】10:00~12:40、14:30~16:30
   (16:40~17:40は矯正のみ
【木、日祝】休診
日曜日に月3回、矯正のみ10:00~12:40

受付時間完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249  or  15:30までのネット予約 での事前ご予約を必ずお願いします。電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時までです)

また当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。

これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては1900人以上です。

2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。

当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。

 桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路から来られる方もおられます。

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