矯正と保険 子供の歯の矯正に保険はきくの?補助金はあるの?

大阪府おすすめのマウスピース型矯正の名医9人に掲載されました。
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矯正と保険 お子様の歯並びが気になる方へ

お子様のマウスピース矯正専門サイト▶︎

お子さんの歯並びが気になる方は多いのではないでしょうか。
しかし、その費用の高さから治療を始めることを躊躇されている方もまた多いのではないでしょうか?

そこで今回は、子どもの歯の「 矯正と保険 」についてや、保険とは少し違う「 医療控除の適用 」、そのほか矯正費用を抑える方法についても詳しくご説明いたします。ぜひ参考にしてみてください。

注:病院に行く際によく耳にする「保険」とは、公的な医療保障制度である健康保険のことを指します。

ご存知のように健康保険は病気には適用されますが、予防接種のような予防処置や美容整形のような審美目的の治療は健康保険の適用外になります。

矯正と保険 は 相性が悪い

結論から言ってしまうと、矯正治療において健康保険が適用されることは、ほとんどありません。

▼理由1:線引きができない

その理由は、「歯並びが悪くても噛み合わせが悪くなければ、見た目だけの問題であり、病気とは言えない」と判断されてしまうからです。

さらに「 歯並びが良くても嚙み合わせが悪い 」という方もおられますので、歯並びやかみ合わせについて「ここからは病気です」という明確な線引きができないのです。

▼理由2:主目的が審美面の改善であるため

加えて、歯並びの矯正というのは、やはり審美面の改善という側面が強いです。これも美容外科と同じで保険適用されない理由のひとつです。

▼理由3:予防のために行うため

例えば、歯並びが悪いことで将来歯周病のリスクが上がる場合について考えてみましょう。
「歯周病になるかも」と病気を予想して矯正治療を行うことは「予防行為」とみなされます。

予防接種が保険の適用外であるのと同じで、病気になってから適用される「健康保険」では、矯正治療をカバーできないのです。

保険が適用される矯正もあります

病気等が原因で非常に噛みにくいという場合には保険が適応になります。

具体的には、先天的な病気が原因の顎変形症や顎骨の発育不全、多数歯に及ぶ欠損などです。

これらは外科矯正などを実施して現状を改善しなければ、非常に咬みにくいため、保険が適用されます。
例えば、唇顎口蓋裂、顎変形症、鎖骨頭蓋異骨症といった病気の症状として、かみ合わせが大きくズレていて、明らかに機能的に支障がある場合には、健康保険を適応することができます。

歯列矯正で保険適用になるケースについて

国が認めた疾患に当てはまる場合疾患による嚙み合わせの異常であるとされた場合は、歯列矯正に保険が適用されます▶

jos.gr.jp/facility

別の記事にも少し書きましたので良ければお読みください。

小児矯正を受けることで、難易度が下がるため、トータルの料金が少なくなる

前期治療である小児矯正に保険が適用されないのであれば、全部永久歯になってから開始した方が、費用を安く抑えられそうなものですが、一概にそうとも言えません。

▼理由1:小児矯正は顎を広げることができる

小児矯正(前期治療)では、成長を利用して顎を広げることができます。

顎を広げることでスペースができるので、歯並びを細かく整える歯列矯正の難易度が下がり、抜歯が不要になったり、治療期間を短縮できたりするなどのメリットが得られます。

大人になってから顎を広げるのは難しいので、成人矯正では大掛かりな拡大装置が必要になったり、抜歯しなければならなくなったり、歯と歯の間を削って多くの歯の幅を小さくする必要が出てきて治療の難易度は高くなります。

このようなケースは早めに矯正を行った方が良いと思います。(注:AIが作成した計画をそのまま載せています。歯の位置関係は非常にわかりやすいのですが、この治療計画では治りませんので注意が必要です)

https://youtu.be/hoPE2eEcY4U

▼理由2:小児矯正は骨格のズレを改善できる

お子様の時期に上下の顎のズレも改善しておけば大人になった時点での仕上げの矯正が簡単になります。
大人の時点で治療における選択肢が広がる上にトータルの費用も抑えることが可能です。

成人矯正で顎のズレを改善しようとすると抜歯が必要になったり、インプラントアンカーや外科矯正が必要になることが多いです。費用がかさむ上にダメージも大きくなりがちです。

ここからは個人の意見になりますが、

理想の治療は、「インビザラインで前期治療+インビザラインで後期治療」だと思います

コスパ的には、「従来型の小児矯正+インビザラインで後期治療」が良いかもしれません。

成人矯正は、賛否はあると思いますが、コスパは良くないと思います。

こむら小児歯科・矯正歯科では小児矯正の費用は低く設定し、できるだけ多くのお子様に小児矯正を受けていただくことで、お子様の選択の幅を広げて頂けたらと願っています。

当院では患者様にとってコスパの悪い治療はお薦めしていません。

具体的には
多額の費用をかけて、短期的な満足を得る審美治療
安いが不満が残る格安マウスピース治療

歯列矯正の費用を安くする方法

▼1. 医療費控除を利用する

医療費控除は、最高で200万円までが控除の対象となります。歯列矯正治療で支払った料金や、通院にかかった交通費などにも適応されます。 矯正については医療費控除が利用できます。▶

医療費控除を受けるためには、翌年の確定申告期間に、近くの税務署へ書類を提出する必要があります。

ちなみに医療費控除が受けられる治療はこちらです▶ どうしてこういう線引きなのかを聞かれることはありますが、町の歯科医には正直なところわかりません。

保険については厚生労働省ですし、医療費控除については財務省が管轄ですからそちらにお問い合わせ下さい。

▼2. 高額療養費制度を利用する

高額療養費制度の上限額は、本人の所得や年齢によっても変わります。高額療養費制度については、健康保険組合に申請書を出さなくてはいけません。期間も決まっているので問い合わせてみましょう。

▼3. 分割払いを利用する

こむら小児歯科・矯正歯科では10万円以下の金額は5回以内、10万円を超える金額は10回以内の分割が可能です。(お利息はかかりません。)均等払いでなくても大丈夫です。

▼4. デンタルローンを組む

この方法は治療費を安くするというよりは、支払い1回あたりの負担を軽くするものです。

当院ではお支払いにクレジットカードや金利3%のローンによる最大で84回分割が可能です。

まとめ

このように、子どもの矯正治療には原則的に保険が適用されません。
しかし、顎の骨の発育期にその状態・程度に応じて、タイミング良く、適切な治療を受けることで、将来のインプラントアンカーや外科矯正が不要になり、矯正にかかるトータルの費用を抑制することにはなります。

また、医療控除やデンタルローンの利用といった「保険以外の制度」もご利用いただくことで、皆様が思うより費用が抑えられる可能性があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考に、お子様の矯正治療について考えてみてください。

その他、お子様の歯並びでお悩みの方はお気軽にご相談ください。


大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎの虫歯治療、抜きすぎのワイヤー矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

こむら小児歯科・矯正歯科のサイトはこちら▶


マウスピース矯正は、床矯正と同じで簡単そうに思われていますが、奥歯の移動が必要なケースでインビザラインGO(奥歯を動かせないタイプ)を選択してしまったり、たとえ1本の歯の移動であっても歯科医が移動の指示を間違えてマウスピースを作製すると治療はうまく進みません。多くの矯正歯科医院がマウスピース矯正を行っていない理由がこの辺りにあります▶

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。

歯並びが悪くないのに違和感がある方はこちら▶

1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

3. 歯並びの問診票はこちらからご記入ください

◎診療時間

【月、火、水】10:00~12:40

       14:30~18:40
【金】14:30~18:40 
【土】10:00~12:40、14:30~16:30
   (16:40~17:40は矯正のみ
【木、日祝】休診
日曜日に月3回、矯正のみ10:00~12:40

受付時間完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249  or  15:30までのネット予約 での事前ご予約を必ずお願いします。電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時までです)

また当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。

これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては1900人以上です。

2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。

当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。

 桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路から来られる方もおられます。

(余談)「歯並びを直した方が良いですか?」とよく質問を受けます。

歯並びについては受験に例えるとわかりやすいと思います。

歯並びが悪くても噛み合わせが悪くなければ、機能的正常咬合です▶から合格です。

現場では、「地元の大学に行くならこのままで合格するけど東大に行くには、予備校に行って95点は必要みたいなケース」が多いように感じます。

受験の場合、どこの大学に行くかは、ご本人やご家族がお決めになることで、「あなたは予備校にも行って東大に行きなさい」と言う学校の先生はほぼいないと思います。

歯並びも同じで矯正をするかしないかを決めるのは患者様ですが、高点数を目指すなら矯正は必要です。

東大を目指すならインビザライン矯正は必要みたいな感じです。

しかし、噛み合わせが悪くなければ、機能的正常咬合で▶病気ではないわけですから、患者様のご意思が第一です。

よほどのことがない限り、「あなたは矯正した方が良いです」とこちらから申し上げることはありません。

(余談終了)

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