歯列矯正を受けたら「すきっ歯」になってしまった!

こんにちは、こむら小児歯科・矯正歯科です。ご覧いただきありがとうございます。

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すきっ歯を防ぐには…矯正前のシミュレーションがカギ!

歯列矯正について検索した時に、「歯列矯正 後悔」「歯列矯正 やらなきゃよかった」「歯列矯正 ブサイクになった」など、ネガティブなワードがたくさん出てきた経験はありませんか?
治療の結果に対して不満を抱える方々は、おそらく理想と現実が違った、というケースが多いのだと思います。

歯列矯正で後悔しないためには、開始前に正確なシミュレーションを行うことが重要です。治療のメリット・デメリット、改善できること・できないこと、副作用の有無などを事前に理解し、治療をするかどうかを決めることが大切だと思います。矯正するかどうか迷っておられる方は、お気軽にご相談ください。

当院の場合

もともと「すきっ歯」ではなかったのに、当院で矯正治療を受けたらすきっ歯になってしまった、という場合は、以下のような原因が考えられます。

  • 小さい歯(矮小歯)があり、歯の大きさが揃っていない
  • 上下の歯の大きさのバランスが取れていない
  • 下顎が前方に成長して、上の前歯を裏から押してスキマができた
  • 予想以上に顎が広がった
  • 最初はなかった舌の癖が現れ、その影響でスキマができた
  • 治療過程において一時的にスキマができた

ワイヤー矯正の場合

ワイヤー矯正の場合、歯のねじれを取るために意図的にスキマをつくることがあります。

歯を包み込んで動かすインビザライン矯正と比べると、歯の移動の制御が難しく、特に舌の癖がある場合は前歯にスキマが出来やすいです。また、歯の移動量や幅の正確な調整が難しいため、予想以上に歯と歯の間にスキマができることがあります。

インビザラインの場合

下の画像をご覧ください。治療開始前に、デジタルで歯や顎の大きさ、歯の間隔を正確に計測します。これにより、治療後の歯のスキマの量をほぼ正確に予測できます。

シミュレーションでは、上の前歯の幅の合計が下の前歯より0.23mm大きいことがわかります。また、歯列の拡大量も正確に設定できるため、過度な拡大をほぼほぼ避けることができます。

こうした理由から、当院ではほとんどのケースでインビザライン治療をおすすめしております。

矯正したのにすきっ歯になる理由を解説

矯正治療の流れ

矯正治療の基本的な流れについてご説明します。

  1. ガタガタを解いて歯並びを整える(必要に応じて抜歯)
  2. 上下の歯をしっかり噛み合わせる
  3. スキマを閉じる
  4. リテーナーで歯の位置を固定し、後戻りを防ぐ

治療の目的は、患者さまに合った正常な噛み合わせと、きれいな歯並びを作ることです。ただし、上下の歯の大きさが合わない場合、すきっ歯になってしまうことがあります。その時は、歯を人工的に大きくしたり、反対側の歯を削ったりして調整することもあります。

すきっ歯になる理由

しかし、中には矯正治療を受けたにも関わらず、「すきっ歯」になってしまう方もいらっしゃいます。その理由としては、次の3つの場合が考えられます。

  1. リテーナーをつける期間が短すぎた場合
  2. 小臼歯を抜いたがスペースが埋まらなかった場合
  3. 舌の癖などによって「後戻り」が起きた場合

それぞれについて、解説していきます。

1.リテーナーをつける期間が短すぎた場合

矯正治療は、今までとは全く違う噛み合わせを1からつくるということです。歯やあごが新しい噛み合わせに馴染むまでは、歯が元の位置に戻らないように「リテーナー(矯正治療後の歯の位置を固定してくれる装置)」を装着する必要があります。正しい装着期間をつけていないと、前歯のスキマができてしまう可能性があります。

2.小臼歯を抜いたがスペースが埋まらなかった場合

歯が並ぶために十分なスペースがない場合、抜歯を伴う治療をすることがあります。通常は、空いたスペースに歯が移動して綺麗な歯並びになりますが、もともと上下の歯の大きさのバランスが悪い場合は、完全にスキマが埋まらず、すきっ歯に見えてしまうことがあります。

場合によっては、小臼歯を抜かない矯正方法の方がベターだった、ということもあります。しかし、これは推測に過ぎず、実際に診察しないと正確なことはわかりません。

当院では下の動画のようなシミュレーションで、本当に抜歯が必要かどうかを確認してから、インビザライン治療を行っています。

ただ、海外では前歯にスキマがあることは、必ずしもマイナスではありません。こちらのリンクからどうぞ。写真を見ると上の前から二番目の歯が小さい人が多いのがおわかりいただけると思います。 

3.舌の癖などによって「後戻り」が起きた場合

矯正治療は歯並びと噛み合わせの改善はできますが、唇や舌、お口周りの筋肉は全く変わりません。「常に舌で前歯を押している」「よく頬杖をつく」といった、すきっ歯になりやすい癖がある場合は、せっかく矯正した歯列が徐々にずれて、後戻りをすることがあります。そのため、こうした癖も治療と同時に治す必要があります。

ただし、審美的理由で小臼歯を抜いて前歯を後退させた場合、舌が本来の位置にあると前歯が押されて前方に後戻りし、スキマができてしまうこともあります。これは舌の自然な位置を考えると、ある程度避けられないことでもあります。

すきっ歯にならないために

歯並びが悪くないのに違和感がある方はこちら▶

信頼できる歯科医院を選びましょう

例えば、歯科医師やスタッフに質問がしやすく、不安要素を潰していける環境かどうかも、ポイントだと思います。また、現状の分析や治療計画、矯正費用、期間、リテーナーをつける期間など、納得するまできちんと説明してくれるかも大切です。

加えて、口腔筋機能療法(MFT)ができるクリニックが良いでしょう。舌の癖のために歯並びが悪くなってしまっているような場合にも有効です。

歯科医院選びについては、こうした理由から、精度の高いインビザライン治療で良い結果をサイトで公表している歯科医院が望ましいと言えます▶。

矯正装置は正しい期間着用しましょう

矯正装置やリテーナーは見た目が気になったり、歯磨きの際に磨きにくかったり不便なところもありますが、早く外すと歯が元の位置に戻ってしまい、せっかくの治療の効果が失われる可能性があります。特に、前歯は後戻りしやすいです。

リテーナーには取り外しができる透明なマウスピースタイプもあるので、長く使うことを考え、歯科医と相談して選びましょう。

インビザラインのマウスピース矯正は簡単そうに見えますが、適切な種類の選択と、歯科医師の正確な指示が重要となります。

後悔しないために

私の知人はCTが利用できないマウスピース矯正を選択して…不満が残る結果になってしまいました😭
詳しくはこちらをご覧ください▶︎ 

みなさんは矯正治療をスタートする前に、例えばこんな説明を受けておられるでしょうか?

人間の横顔は大きく分けて、下の3つのパターンに分かれます。

顔面タイプ

矯正治療でドリコの人をメジオやブレーキーに変化させることは、実はできません。また、一般的にドリコタイプの方はスキマが埋まりやすく、ブレーキータイプの方はスキマは埋まりにくいです。Eラインもそれぞれで当然変わってきます。

これは、矯正治療において基本的なことです。治療開始前に説明を受けているかどうか、今一度お確かめ下さい。

治療を迷っておられる場合は、当院でわかる範囲でお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。


1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月・火・水・木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

3. 歯並びの問診票はこちらからご記入ください

◎診療時間

【月、火、水】10:00~12:40、14:30~18:40
【金】14:30~18:40 
【土】10:00~12:40、14:30~16:30
   (16:40~17:40は矯正のみ
【木、日祝】休診

(日曜日は月3回、矯正のみ診療 10:00~12:40)

◎当院は完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249 or 15:30までのネット予約にて、ご予約を必ずお願いします(電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時まで)。

当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。

これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては1900人以上です。

2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。

当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。

 桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路など、近隣以外からの患者様もいらっしゃいます。

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インビザライン公式HPに掲載されました!

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。

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