紹介先での歯の根の中の治療(根管治療)について
こんにちは、こむら小児歯科・矯正歯科です。
当院では、歯の根の中の治療(根幹治療)が必要と診断した患者様は、専門的な治療を行う他の歯科にご紹介させていただいております。
基本的には豊中の歯科すやまさん▶︎をご案内しています。
この記事では、歯の根の治療と、歯科すやまさんの治療についてご案内いたします。
根幹治療には高度な技術が求められます
歯の根の中の治療は一般歯科で行われている治療ですが、当院からは確かな技術と最新の機器をお持ちの歯科すやまさん▶︎をご紹介させていただいております。
- 歯の根の治療は、歯科医師のレントゲンやCTの写真から正確に診断する力が非常に重要となります。歯科すやまの陶山先生は、レントゲンを見て読み解く力「読映能力」に非常に長けておられます。
- 歯科用顕微鏡を使って患部を8〜24倍にまで拡大して精密で丁寧な治療を行っておられます。
- 保険診療では使用できない専門機材や薬剤も揃っています。
根管治療の難しさ
1. 複雑な解剖学的構造
歯の根管は非常に細く複雑で、多くの場合、枝分かれしていたり湾曲していたりします。特に奥歯は複数の根管があり、それぞれの形状が異なります。根管の形は個人差が大きく、事前に正確な形状を把握するのが困難です。
症例①
2. 患部へのアクセスの難しさ
根管は歯の内部深くにあり、直接目視できません。狭い口腔内で細かい作業を行う必要があり、奥歯の場合は特に操作が困難です。
症例②
3. 完全な消毒・殺菌の必要性
わずかでも細菌が残っていると、再度感染する可能性があるので、根管内の感染組織や細菌を完全に除去する必要があります。複雑な形状の根管の隅々まで確実に消毒するのは非常に難しい処置です。
症例③
4. 高度な技術と経験の必要性
特殊な器具や機材を適切に使用できる技術が必要です。
たとえば、このラバーダムというゴムのシートです。すやま歯科ではこの器具を使用することが多いようです。
当院でも昔、歯の神経の治療を行っていましたが、当時は使用していた根幹治療に欠かせないものです。
細菌まみれのお口の中で患部を独立させ、唾液の侵入を防ぎ、細菌感染を防ぐなど非常にメリットのある器具ですが、日本の歯科医院では費用などの観点から普及していないのが現状です。
また、歯や歯根は患者様によって形状や状態が異なるので、レントゲン写真など診断機器の正確な読影能力が求められます。
レントゲンでは以下のような状態を確認することができます:
- 根の先端部分の骨の状態(根尖病巣の有無)
- 根管充填材の充填状態
- 根管の形態や湾曲
- 歯根の破折の有無
症例④
症例⑤
根管治療における自費診療
すやま歯科での歯の根の中の治療は自費診療となります。
保険診療とは違って費用が嵩みがちな自費診療ですが、質の高い治療を受けていただけるので、当院ではすやま歯科をご案内しています。
- 精密な機器や新しい技術が使用可能
- マイクロスコープを使用した精密な治療
- 高品質な材料の使用が可能
- より時間をかけた丁寧な治療
また、陶山先生は日本歯内療法学会に所属し、さらに技術を研さんしておられます。
ご興味のある方は、ご参考にしてください:一般社団法人歯内療法学会▶