子供の矯正のお金がないからどうしよう?

保険が適用になる矯正について

歯の矯正治療すべてが自由診療というわけではなく、保険が適用されるケースもあります。

国が定めている、先天性の病気が原因で生じている噛み合わせの異常や、顎の外科手術が必要となる顎変形症(がくへんけいしょう)の手術前、手術後の矯正治療には保険適用が認められています。
他にも、唇や歯茎などが割れている唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)や染色体異常の一種であるダウン症候群、筋力低下がみられる筋ジストロフィーなども対象となっています。

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それ以外の歯並びの矯正はどうして医療保険が適用されないのでしょう?

公的医療保険は、疾病や負傷に伴う療養に給付するものだからです。美容整形や予防接種も保険でできないのも同じ理由です。

歯科矯正は、歯並びやかみ合わせに問題のない人が、口元をきれいに見せるために行う場合もあるので、そうした美容目的と治療との線引きができないため、歯科矯正に保険を適用する症例は限定されています。日本人は外国人と異なり、八重歯がチャームポイントだと言われてきました。個人的には、噛み合わせが悪くなければ、ご本人と保護者様がご満足であるなら「八重歯もありかな」と思っています。

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では、どうしたら良いでしょう?

答え:子供の時にしかできない治療を優先することだと思います。まずは理想とされる顎の骨格に近づけることを最優先にする事が大切だと思います。

子どもの歯並びが気になっているものの、矯正治療にかかる費用がネックとなって、歯医者さんに行くのを迷っている親御さんは少なくないと思います。もちろん大人になってからでも矯正できますが、子どものころに治療を受けた方が、メリットが大きいのが事実です。
10歳までにで歯の生えてくる土台をしっかり整えておけば、抜歯を必要とするような矯正治療を行わずにすむ可能性も高まるでしょう。


成長力を利用できるのは子どもの時期だけ。そしてその成長力が、顎の形態、歯並び、顔貌を改善する原動力となります

7歳~10歳前後のお口の状態を混合歯列期(大人の歯と子どもの歯が混在している時期)というのですが、この時期は成長を利用してお口の中を大きく変化させることができる時期です。この大切な時期に問題を放置する事で、将来の歯並びや骨格に影響を及ぼす事があります。当院での治療対象は7歳~10歳で、6歳以下のお子様は多くの場合は、経過観察となります。

他にも子どもの時期に治療を開始することのメリットがあります。

  1. 非抜歯矯正の可能性が高まります。:お子様のアゴの骨は柔らかいため、柔軟に広げることができ、歯を並べるスペースを確保することができます。
  2. コンプレックスから解放されます。:思春期に入ると、歯並びや口元にコンプレックスを持つことが多くなります。人前で笑わないようになったり、傷つくようになることも少なくありません。矯正治療によって早期にコンプレックスを改善させることで明るい気持ちになれます。
  3. 顔貌を改善できます:歯並びと顔の形の関係性は高く、歯並びを改善させることで好ましい顔貌への誘導が可能になります。

子どもの歯を矯正するには、計画を立てることが大切です。費用の面は確かに気になりますが、まずは子どもさんの歯の状態をチェックしないと対策を立てることもできません。ローンを使えますので、費用に関して不安なことがあれば、お気軽に歯医者さんにご相談下さい。お子様のお口の中を拝見し、適切な診査診断をすることで、今後、お口の中がどのように変化していくか、そしてその変化は適切なものか、適切な変化でなければ、いつ、どのような装置を利用して治療をしていくのかが予測できます。

「矯正の相談に行く=治療しなければならない」とはなりませんので、ご安心ください。

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矯正治療は医療費控除の対象となります

1年間で支払った医療費が10万円以上になると、所得金額から一定の額を控除できるのが医療費控除という制度です。


年齢や症状にもよりますが、矯正治療が必要と認められる場合には、医療費控除の対象となります。

発育段階にある子どもの成長に支障をきたすような噛み合わせの異常を矯正する場合は基本的に対象となります。

ただし、美容や審美的な改善を目的とした大人の矯正は原則的には医療費控除の対象には入りません。

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クレジットカードやデンタルローンが使えます

お子さんに矯正治療を受けさせる際は、いくつかの歯医者さんの料金を比較するとよいでしょう。ただし、料金だけにとらわれてはいけません。歯医者さんの技術力や信頼性なども歯医者さん選びの重要なポイントです。当院では、分割払いの他、クレジットカードやデンタルローンを利用して分割払いができます。

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受け口や開咬といった長期間かかるケースはトータルフィーシステムの医院がお得です。

治療を始める前に、総額でいくらかかるのか提示してもらえる定額制を、トータルフィーシステムといいます。この額には矯正の調節費や経過観察のための費用も含まれているので、通院した際に追加料金を支払わなくてもかまいません。

受け口は身長の伸びと伴に再発しやすく、アゴと歯並びの不調和の程度が大きすぎた場合は、歯並びの矯正治療だけでは対応できずに、顎(アゴ)の位置を改善する外科手術が必要になる場合があります。開咬も治療後に再発しやすい不正咬合です。治療が長引くと、支払い額が増えてしまうのではないかと不安になる人も多いでしょうが、トータルフィーシステムではそのような心配は不要です。納得いくまで、何回でも歯医者さんに診てもらえるのもメリットといえます。

こむら小児歯科・矯正歯科は従来型の基本料金+来院時毎に調整料がかかるシステムです

簡単なケースでは、当院の従来型のシステムが割安になりますが、、治療が長期間かかり再発しやすい受け口や開咬のケースはトータルフィーシステムの医院を受診された方が総費用は安くなります。

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