「健康な永久歯と美しい歯並びのサポート」を多くの方々に行っています。

【予防歯科・小児歯科について】
「むし歯になりやすい部分は、早めに削っておきましょう(予防拡大)」、「歯の黒いところは削る」というのが、十数年前までは、日本の歯科の常識でした。

CO(要観察歯)が導入されて、日本のむし歯の診断基準も20世紀に比べて少し緩くなりましたが、国際基準とは、まだまだ差があり、必要以上に歯が削られているのが現状です。

国際基準に基づいたむし歯の診断を行っている歯科医院は少数です。
ですから、「早期発見、早期治療」主義の方からは、「治療もせずに様子を見ているだけ」などと批判を受けることもあります。

しかし、LionやサンスターなどのCMにより、「再石灰化」という考えが一般に広まった結果、2000年頃から比べると現在では「削らずにむし歯を放置している」という批判は減りました。

それでも当院で「削らずに様子を見ましょう。」と判断しても、検診や他の歯科医院で「C2」と判断される場合は多いようです。

しかし「日本の基準でむし歯を診断し、C2なら削る」の結果、今の大人の何回も削られた奥歯はどうなっています?
「インプラントを入れようか? どうしよう? 怖いなあ」と多くの大人が悩んでいるのではないでしょうか?

しかし、よくお考え下さい。

家の屋根の雨漏りがしたら、まずは調べて、軽度であれば防水工事を行うと思います。業者がよく調べずにいきなり屋根に穴をあける工事を普通は行うでしょうか?

歯の場合でも、怪しかったら、よく調べて、軽度であれば表面を硬くする防水工事を何度も行う事が大切です。

ところが不思議なことに「治療回数を減らしたい」という理由で防水工事ではなく、屋根に穴をあける工事を希望される患者様が日本ではまだまだ多いようです。

私たちは、必要以上の大きい工事はしない方が良いという考え方です。ですから防水工事がメインの歯科医院です。

ただし、酸性雨の回数が多ければ、防水工事では追いつきません。

つまり、甘いものを食べる回数を制限できない方の場合は、防水工事ではなく、従来型の屋根に穴を開けて治療を行う歯科医院に行かれた方が、話は早いかもしれません。

【矯正歯科について】
私は大学の小児歯科学教室で咬合誘導を学び、それから矯正歯科に7年勤務してから開業しました。

咬合誘導の知識と矯正治療の両方の知識と経験を持ち、それぞれの可能性と限界を理解しています。またインビザライン治療も2012年から導入し、すでに6年以上の実績があり、インビザライン装置の特徴もつかんでいます。

矯正装置に対するお子様の反応は、成人とは全く異なるダイナミックさがあります。インビザライン治療が普及するにつれて「最初から狭い治療目標を設定し、その目標に真っ直ぐに向かう事が常に正しい」とは言えなくなってきています。

お子様の可能性を信じ、お子様の成長の特徴や傾向を素直に受け止めながら、日々の診療を行うことが大切だと考えています。