小児歯科での注意点

保護者様へ

学校検診との違い

『学校保健安全法』は、昭和33年にできた法律で、早期発見・早期治療を推奨しています。

学校保健安全法 e-Gov、学校保健安全法より引用。クリックすると別ウィンドウで拡大表示します

 

 

 

 

 

学校検診の場合、むし歯の疑いがあれば治療勧告になります。

学校検診では歯を乾燥して観察することはできませんので、歯科医院での検診に比べると精度が今一つになりがちです。

 

定期的に通院されている患者様の場合、学校検診の結果が虫歯であっても、当歯科での検診の結果では問題がないというケースがほとんどです。

     
ページトップへ

以下の発言は、ご遠慮ください。

歯科検診

 

保護者様が「すぐ終わる」「頑張って!」「もうちょっと」「何もしないよ」「見るだけよ」「ちょっとだけ」 「薬を塗るだけだから」と言えば、お子様はその言葉を信じます。

すると、その日は、、私達はお子様にそれ以上のことができなくなってしまいます。

もしその日にそれ以上の治療をしようとすれば、私達は「保護者の言うことを 聞かない強引な人」だとお子様から思われて、信頼関係を損ねてしまうからです。

 

 また、治療をスムーズに進めるために以下の発言は、ご遠慮くださるようお願いいたします。


「痛くない?」 「痛い?」 「歯を抜くとき痛かった」「歯を削るドリルが嫌い?」

 

これらは「歯科=痛い」という悪いイメージをお子さんの頭に刷り込んでしまうからです。

ページトップへ

永久歯が抜けてしまった場合

 30分以内に近くの初診随時の歯医者さんで、抜けた歯を戻してもらって下さい。転んだり、ぶつかったりして永久歯が完全に抜けてしまった時は、一刻も早く元の位置に戻した方が良いです。

ダメージが大きい場合や時間外は 大阪大学歯学部附属病院 ▶等の口腔外科医が常駐する歯科での受診をお勧めします。

「歯が折れた場合は、骨折と違って歯と歯の破片はくっつきません」ですから修復には歯を大きく削る必要があります。当歯科は外傷の治療は得意ではありません。

     
ページトップへ

腫れがひどい場合

 腫れがひどい場合、歯科用の薬では対処が困難なため、こむら小児歯科・矯正歯科から徒歩約3分の 中井診療所 ▶へご紹介させていただいています。

治ったようでも深部に菌が残っていて、途中で薬を飲むのをやめた患者様が再発したケースがあります!!!

耐性菌が出ると大変危険です。中井先生の指示通りに薬は飲みきってください。

     
ページトップへ

大きく歯を削ったり、神経を取る治療は苦手です。

 ここ数年、永久歯の神経を取る処置▶を行っていません。歯の神経を取る処置は歯を大きく削らないといけないので当歯科があまり得意としていない処置になります。


ごご不便をお掛けして申し訳ありませんが、このような処置が必要なケースでは一般歯科 の先生▶にお願いしています。治療結果が良い事が最優先ですので、ご理解いただければ幸いです。

     
ページトップへ

歯を削ろうとすると動いてしまうお子様について

ドリルを使わずに短時間で終了できる処置だけなら、歯科恐怖症のお子様の治療は当歯科でも可能です。

 

しかし、ドリルは毎分30万回転する危険な装置です。お子様が動かれると大変危険なため、物理的あるいは全身麻酔で身体を抑制する必要がありますが、私を含め当歯科の歯科医は力が弱いため、身体を抑制する治療は苦手です。

 

縁あってお越しいただいた患者様に最適な場所をお探しします。ある程度進行したむし歯には、大きく歯を削ったり、歯の神経を取ったりというような精密で時間のかかる処置が必要になるため、削る治療が上手な下記の歯科の中からお選びいただいています。

 

①. 「時間をかけてゆっくり治療に慣れていきたいし、治療後のお子様の心のケアの時間も十分にとって欲しい」というご希望の場合は、阪大小児歯科 の先生方▶にお願いしています。ただし、午前中に受診していただく必要があります。

②. 「少々泣いてもいいから治療してほしい」とお考えの場合、お子様が泣いて動いても抑えて治療できる腕力と技術を持つ歯科医は、近所ではビーバー小児歯科▶の俵本先生、クラガノ歯科 ▶さんの古々本先生、大畑先生なので、そちらにご紹介しています。

③. 「女性小児歯科医だとうまくいくかも」とお考えの場合は、村上こども歯科さん▶ をご紹介させていただく場合もございます。


④. 「できるだけ苦痛が少なく、寝てる間に全部治療が終わって欲しい」とご希望の場合は、お子様に障害がなくても堺市重度障害者歯科診療所 ▶ にて全身麻酔下で十分な時間をかけた精密な治療をお勧めしています。


⑤. 「できるだけ苦痛が少なく、ぼんやりしてる間に治療が終わって欲しい」とご希望の場合は、笑気麻酔を行っている歯科医院がおすすめです。

 

ちなみに歯の神経を取る処置は この動画のように20分以上の時間がかかる細かい作業になります▶

歯科治療に恐怖をお持ちのお子様がご自分の意思で5分以上動かずに歯の神経を取る治療に耐える事は現実には不可能です。

お子様が何回も高すぎるハードルにチャレンジした結果、恐怖症が悪化し、待合室から診療室に入った時点で習慣的に吐いてしまうようになったケースも30年くらい前に一度経験しています。

また、過去にスタッフの5才の女児のお子さんを抑えて治療した結果、15才になってもそのお子さんはトラウマをお持ちのままだそうです。

 

今は麻酔が安全になっているので、④か⑤が個人的にはお勧めです。良い治療結果が出ることが大切なのでご理解いただければ幸いです。

ページトップへ

レントゲンは撮りたくないのですが・・・

 時々「被爆が怖いのでレントゲンは撮りたくない」と言われるのですが、 歯科のレントゲンの線量は非常に低い▶ので健康上の心配はありません。

例えば、下の写真の歯牙腫 ▶は、大きくなるまでは肉眼では絶対にわかりません。 パノラマレントゲンのおかげで早期に発見することができました。腫瘍が大きくなると摘出の際に周りの永久歯を大量に抜歯しないといけなくなります。

2019年の6月にレントゲン室の改装を行い、最新のレントゲン機に入れ替え、豊中保健所の検査に合格済なので安心して撮影をお受け下さい。

歯牙腫

歯牙腫

   
ページトップへ

院内では、暴れたり走ったりしないでください。

はしってはいけません

 院内は刃物が多く、危険です。院内で走る事が事故につながる場合もありますので、保護者が責任を持ってご注意下さい。


これに限らず、「その行為が広がっていったら世の中がどうなるか?」を想像してみてください。

 

その行為が広がって世の中が良くなっていかなければ、その行為は良いとは言えません。

ページトップへ

皆様へ

他の歯科での矯正治療については当方では責任を持てません

①他歯科で矯正治療中で当院でむし歯治療を行う場合、むし歯治療の結果、他歯科で作った矯正装置が合わなくなり、再製が必要になったとしても当方では責任は持てません。

②他歯科から抜歯を依頼されても当方で不要と判断した場合は抜歯は行いません。

 

①、②について、あらかじめご了承の上でご予約をお取り下さい。過去にトラブルがあったためやむなくこのようにさせて頂きました。ご理解いただければ幸いです。(注:高橋矯正歯科クリニックさんとジョイスマイル矯正歯科さんについてはこの限りではありません。)

ページトップへ

スポーツドリンクは、非常にリスクが高い飲み物です。

 虫歯がなかったお子さんが中学生になり、 クラブ活動でスポーツドリンクを何回も飲まれるようになると 歯と歯の間に虫歯を作ってしまうケースをいくつか経験しています。

スポーツドリンクは、むし歯になりやすい方々にとっては、非常にリスクが高い飲み物です。飲料メーカーは、歯に対する危険性をボトルに明記する事が義務化されるべきだと思います

虫歯になりやすいお子さんの場合はスポーツドリンクの代わりにウーロン茶等の無糖飲料を飲まれることをお勧めします。

ページトップへ

小、中学校でも歯磨きしてください。

砂糖

コロナのせいもありますが、基本的に手洗い場が不足していて歯磨きができないようです。

「先生だけが歯磨きしている」という生徒や保護者の声を良く聞きます。改善が望まれます。

ページトップへ

幼稚園や保育所や学童保育で、おやつとしてお菓子やジュースを与えないで下さい。

 0157の食中毒事件以来、お手製のおやつが廃止され、学習の場、特に学童保育で ジュースとお菓子が出てくるようです。


諸事情があるのだと思いますが、おやつも食育の一環です。お子様を砂糖の依存症にする事は教育上、良いはずがありません。

ページトップへ

小さい頃から甘いものを与えないで下さい。

 お子さんが受験生になり、夜遅くに飲食なさるようになると急に虫歯が増えてしまう例を多く経験しています。
小さい頃からキシリトール ▶入りの食品を食べさせていれば、甘いものが好きな中高生になってしまいます。
中高生になれば、キシリトール以外のお菓子を食べますから永久歯に虫歯を作ってしまいがちです。
乳歯の時は虫歯が0でもこれでは何の意味もありません。子育ては目先の事だけ考えるのではなく、将来まで考えて行う事が大切です。

ページトップへ
PAGE TOP