検査⇒診断⇒治療の順序が大切です

 

こむら小児歯科・矯正歯科では、やや難しいケースでは7歳くらいから、簡単なケースでは、12歳頃から、0.1mm単位で歯を動かす事ができるインビザライン治療を開始する事で、多くの患者様の小臼歯を抜歯せずに歯ならび治療を行ってきました。

過去の矯正の治療実績はこちらをご覧下さい。▶

 

ざっくりと「矯正≒ 家のリノベーション」と例えてみましょう。

リノベーション前には詳しい調査、平面図、立面図等が必要です。

歯科矯正を始める前にも、矯正用レントゲン写真(セファロレントゲン写真)や歯型を採って、よく調べ、お顔全体の骨格の特徴や問題点を診断する必要があります

 

イメージ

 

まずはセファロ分析(検査)が必要です

 

大きなリフォームの際に「平面図」が必要なように、矯正にはセファロ分析が必要です。

 

レントゲン

 

こむら小児歯科・矯正歯科では、まずは上の写真のようなセファロレントゲン写真を撮影、分析、診断し、治療計画を立て、問題点を明確にご説明してから矯正を開始しています。

 

「お子様や保護者様が気になっている問題点」だけでなく「検査して初めてわかる問題点」の両方をピックアップする事が必須です。

下の写真のようなパノラマレントゲンだけでは、すべての問題点はわかりません。

 

レントゲン

 

通常、大規模なリノベーションだと費用は高額になり、簡単なリフォームなら費用が安くなると思います。

当歯科でも、受け口のケースのように18歳以上まで治療が続く方の場合は、費用は高くなりますが、簡単なケースであれば、装置が少なく期間も短くなり、総費用は少なくてすみます。

 

診断後に装置の種類が決まります

 

セファロ分析、診断し、「歯並びと咬み合わせを改善するためにどういう治療が必要か?」を決定します。

 

souchi

 

写真のような各種の裏側矯正装置(パラタルバー、ペンデュラム、急速拡大装置、クアドヘリックス、バイオネーター、ムーシールド、咬合挙上板 、側方拡大装置、マイオブレース、プレオルソ、EFLine、)を症状や状況に応じて使い分けます。

現時点で日本の矯正の専門家の多くはマウスピース矯正に否定的です▶

しかし、当院では、マイオブレース、プレオルソ、インビザラインといったマウスピース矯正で前期矯正を行うケースが増えました。

ただし、インビザライン・システムは設計の自由度が高く性能が非常に高いので、設計する歯科医の能力や技術により治療結果が大きく違います。

 

「歯並び 」と「咬み合わせ」の両方が大切です

良い歯並びの条件

 

治療後に前歯がただ単にきれいに並んでいればOKというものではありません。

前歯だけが並んでいても奥歯の嚙み合わせに問題があれば、合格点とは言えません。

床矯正装置は、歯を細かく精密に動かす事はできません

exp

 

昭和40年代から使われている矯正装置に「 床矯正装置(拡大床:かくだいしょう)▶」があります。

歯型を元に技工所が作る簡単な矯正装置なので、一般歯科での床矯正 ▶に広く使われています。

私は1992年の9月に 床矯正装置について論文を出しています▶

床矯正装置の注意点として以下のようなことが挙げられます。

  • 拡大し過ぎると、将来問題が出る(特に下前歯と下の小臼歯)
  • 拡大できる量には限度があり、上あごと比べて下あごはあまり広がらない
  • 限度を超えてアゴを広げると良くない
  • 歯を3次元的に正確に動かす事ができない
  • 適応でないケースに床矯正装置を用いると、歯が外側に向き、出っ歯になったり口もとがふくらんだりしてしまう
  • 奥歯を後ろに動かすことが苦手
  •  

    拡大し過ぎると

    拡大し過ぎると

 

経験上、無理なくラクに「あご」を大きく広げられる年令は10歳くらいまでだと感じています。

こむら小児歯科・矯正歯科でも小児矯正において、床矯正装置はよく使います。ただ床矯正装置は歯を細かく正確に動かす事が苦手なので、あくまでも矯正治療期間中でのワンポイントとして使用しています。

前期治療ですべての問題が解決できなかった場合や新たに問題が発生した場合、ご相談の上で後期治療を行っています。姿勢が悪くて顎がズレている場合は、歯科以外の治療が必要になることもあります。

 

後期治療で使う装置

 

不正咬合は一人ひとり異なります。

後期矯正でそれぞれの不正咬合に対応するには、 インビザライン・システム(マウスピース型矯正装置 )▶、あるいは「ワイヤー矯正(マルチブラケット装置) ▶を用いて、一つ一つの歯を3 次元的に動かし、前歯の並びだけでなく、奥歯の咬み合わせまで仕上げる必要があります。 ただし、0.1mm の単位で歯を動かせるインビザラインの方がワイヤー矯正より精度は高いです。

 

顎間ゴム

顎間ゴム

 

ワイヤー矯正は、一つ一つの歯にブラケットを取り付け、ワイヤーの「ねじれ」や「たわみ」、そしてゴムの力を利用して、上の図のように歯並びや咬み合わせを3次元的に矯正していきます。

ただ、このマルチブラケット矯正装置(ワイヤー矯正)の場合、ポテトチップス系の皮が固い物、焼いたお持ちの皮、フライドチキンの皮、といったパリッとした 食べ物を食べると装置が外れやすいという欠点があります。

一見したところ、同じようにキレイに治っているようでも、矯正装置の種類によって実は治療結果がまったく異なっていることもあるので注意が必要です。

たとえば下の図では、拡大床のみで治療すると前歯のガタガタは改善しても

① 上の前歯は下がっていない

②下の奥歯は手前に傾いたまま 

となっています。

 

拡大床とマルチブラケットの違い

拡大床とマルチブラケットの違い

 

上図のケースならインビザライン ・システム▶あるいはマルチブラケット装置で奥歯から順に起こし、最後に前歯を並べ、咬み合わせも整えることが望ましいと思います。(もし、下の親知らずがあれば、スペースが足りないので早期に親知らずの抜歯も必要です。)

矯正装置によって精度は異なります。 精度で言えば、インビザライン>>ワイヤー矯正>>>>拡大床と感じています。

インビザライン装置は、一つ一つの歯を別々の方向に動かすことができる非常に精度の高いマウスピース装置ですが、設計の自由度が高く性能が高いので、設計する歯科医の能力や技術により治療結果が大きく異なってしまいます。

当院では、インビザラインインストラクターの監修下で作られたマウスピースを1週間ごとに交換して、個性に沿った歯並びと咬み合わせに近づけていきます。

 

前から見えなくても奥歯の咬み合わせは大切

 

今では、ほぼ見かけなくなりましたが、昔は乳歯を順番に抜いていくような精度の低い治療が行われていました。

お子様は大人と違って適応力があるので、乳歯を適当に抜いたり、むやみにアゴを広げたりしても、あまり不調を訴えません。

前歯を並べるために乳歯を早めに抜いたり、削ったりすれば、下の図のように奥歯が手前に倒れ、前歯が内側に倒れて スペースが失われ、下の前歯が伸びて 奥歯のかみ合わせが変わってしまいます。

 

early_loss

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前歯の並びが多少マシになっても、奥の嚙み合わせが悪くなっては機能的には良くありません。

小さい時に間違った治療で大きな奥歯を変に動かしてしまうと、将来、それをリカバリーするのはインプラントアンカー等が必要になり、将来、矯正する時に費用も高額になってしまいます。

奥歯の位置が良いケースに限り、インビザラインGOで治療が可能です。その場合は上顎だけの簡単なケースだと35万円+観察料1,000円(スキャン時のみ5,000円)+税になります。デンタルローン▶も使用可能です。

ジャックスのデンタルローン

 

子どものうちに、きちんとした前期治療を行っておけば、大人になって仕上げの矯正だけを行うだけで美しい歯並びを手にいれやすくなります。

そのため、当院では、前期治療(第一期矯正)の費用を抑えて、できるだけ多くのお子さまに矯正を受けていただきたいと考えています。

矯正装置の紛失や破損の場合は、初回のみ処置料のみでご対応させていただき、追加の装置料金は頂いておりません。

early_loss

 

7〜10歳くらいにご相談ください

 

15〜18歳で初めて来院される方の多くが「10歳くらいまでに矯正を開始していたら・・・」と感じるケースです。

矯正の開始年令が上がれば上がるほど歯を抜いたり削ったりせずに矯正することは難しくなり、後戻りしやすくなる傾向があるように感じています。

しかし、就学前から矯正を始めるのも必ずしも良いとは言えません。

実際のところ、こむら小児歯科・矯正歯科では、就学前からの矯正開始や高校生まで矯正を保留はほとんどありません。

①簡単なケースでは、10歳頃から、そしてやや難しいケースでは7歳くらいから、難しいケースは5歳位から矯正を開始する事で、多くの患者様の小臼歯を抜くことなく矯正してきました。

②しかし、あごの幅が充分にあるのに抜歯が必要なケースでは、 一番奥の大きな奥歯(第二大臼歯)が生えてきて(12歳頃 写真の女子くらい)から矯正を開始する場合もあります。

 

ブラケット

 

このように矯正治療の内容は、個人差が非常に大きく兄弟でも大きく異なる場合が多いです。

まずは検査を行い、将来を見すえた診断を受け、最適なタイミングに適切な矯正を行う事が大切です。

矯正の診療日は月火水金土日です。ご予約はこちらから0120-55-8249

 

親知らずは抜かないとダメです

 

親知らずは、生えてくる時に強い力で前の歯を押すため、「ドミノ倒し」が起こって 咬み合わせを悪くします。ですから矯正の完全な終了は、すべての親知らずを抜き終わった後に 達成されます。矯正の途中で、親知らずを抜かないといけない場合も多いです。

現代では、もともと歯ならびの良い方でも親知らずを抜歯しないといけないケースが多いわけです。スペースが少なくて矯正する方の場合は、より親知らずを抜く必要性が高いです。

wisdom_teeth

wisdom_teeth

 

低年齢から矯正しても抜歯が必要になることもあります

 

最近はワイヤー抜歯治療をご経験された保護者様が多く、「私も子どもの頃から矯正していたら小臼歯を抜かずに矯正できたのですか?」と聞かれることもあります。

インビザライン矯正が主流になった現代、そういうケースが増えたのは事実です。

しかし、例外もあります。

たとえば、歯が極めて大きいケースでは、小さい頃からあごを広げたとしても、最終的には、抜歯矯正をしないと歯は並ばないこともあります。

 

受け口は早めに改善

早期治療のすすめ

早期治療のすすめ

 

受け口のままで放置すると、咬む力によって、上図のように下の前歯を介して下顎の成長を助長する方向に力がかかります。

これが「受け口は早期に矯正した方が良い」と言われる理由です。5歳くらいからの改善が必要な場合もあります。

しかし、下顎の成長が非常に大きいケースでは 上顎の拡大と前方への牽引だけでは改善できないので、成長終了後に外科矯正が必要になる場合があります。

受け口の治療は18歳以降まで必要なケースが多いので、定額制の矯正歯科の方が総費用が安くなります。ですから、最近は受け口のケースの矯正はほとんどお引き受けしていません。

 

カモフラージュ治療とは

カモフラージュ治療

カモフラージュ治療

 

骨格の不調和を抜歯矯正のみで直す治療をカモフラージュ治療と言います。カモフラージュ治療は、骨格的不調和を目立たなくする矯正ですから、仕上がりとしては上の図の上のように妥協的になります。骨格そのものを治そうとすると、上の図の下のような外科矯正治療が必要になります。

 

矯正後に下の前歯がガタガタしやすい理由

下顎前歯の叢生

下顎前歯の叢生

 

口を動かさずに生活するのであれば、歯並びは安定しますし、保定装置も不要でしょう。

しかし、現実には、私達はほぼ一日中口を動かしています。下顎が左右に動く度に、下顎の犬歯には内向きへの力がかかります。その力により、犬歯に近い下の前歯がガタガタになろうとします。

ですから、下の前歯のガタガタを防ぐためには保定が欠かせません。

 

埋伏歯は引っ張っても出ない場合がありました

ごく稀に、埋伏歯を引っ張っても出てこない場合があります

埋伏歯

埋伏歯

まれに、埋まっている歯を引っ張っても出てこない事があります。私は勤務先で2例、当院では1例経験しています。詳しくはこちら▶

 

成長を促せば、骨はある程度までは長くなります

18歳

18歳

適切な矯正装置を使うことで小さめの下顎を大きくできるでしょうか?

詳しくはこちら▶

 

上の7番目の歯を抜いても大丈夫です!

上の7番目の歯?矯正のために大きな歯を抜いても大丈夫なんでしょうか?

詳しくはこちら ▶

 

上の顎だけに器具をつけてもうまく噛めない場合が多いです

上顎だけにブラケット

上顎だけにブラケット

 

上だけの装置や下だけの矯正装置で治ることは多いでしょうか?詳しくは
こちら▶

 

インターネットでのステマについて

過去に口コミサイトにこむら小児歯科・矯正歯科の症例写真を盗用したサイト▶まで存在しました。

詳しくはこちら ▶

リンカーンの言葉をご紹介します。

You can fool some of the people all of the time, and all of the people some of the time, but you can not fool all of the people all of the time.  -Abraham Lincoln

一部の人たちを常に、そしてすべての人たちを一時的にだますことはできるが、すべての人たちを ずっとだますことはできない。 -エイブラハム・リンカーン

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