お子様のお口閉じていますか?

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶


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『お口ポカン』とは、読んで字の通り、いつもお口が空いている状態のことで、近年この症状を持つお子さんが増えています。

大きな異常を意味するわけではないのですが、何もせず放置するとさまざまな悪影響をもたらすことがあります。

お口ポカンが怖いのは、さまざまなトラブルを引き起こすことです。もしかしたら、お子さんのお口トラブルは、お口ポカンと深い関係があるかもしれません。

お口ぽかんがもたらす悪影響

◎姿勢が悪くなる

口呼吸になるため、あごが下がり、舌を前に突き出すようになるため、猫背を引き起こし姿勢が悪くなります。

◎いびきの原因に

口呼吸はいびきの原因にもなるため、熟睡できず疲労もなかなか取れなくなります。

◎むし歯や歯周病に

口の中が乾燥するので汚れを落とす唾液の分泌量が減り、むし歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなります。

◎ウイルスに感染しやすい

鼻呼吸は鼻がフィルターの役目をしてウイルスの侵入を防いでくれますが、口呼吸ではウイルスが入りやすく風邪をひきやすくなります。

◎アデノイド顔貌(がんぼう)

鼻呼吸ができず口呼吸になっているケースとして挙げられる顔立ちとしてアデノイド顔貌があります。アデノイド顔貌(がんぼう)、喉と鼻の奥にあるアデノイドというリンパ組織(咽頭扁桃)が肥大し、顔がたるんだりゆるんだりした顔のことを指します。そのような顔立ちになるのは口呼吸が原因とされています。また、アデノイドが肥大していなくても常に口呼吸をしている人も顔の筋肉の働きの習慣によって似たような顔立ちになるため、アデノイド顔貌と呼ばれます。

面長で上顎と下顎の横幅が狭いV字型、上の前歯が出っ張り、歯並びが悪い、上下の前歯の咬み合わせ部分が少ない、唇が分厚くめくれ、常に乾燥して荒れている、鼻が小さく狭く、鼻翼(鼻)が平らで鼻孔(鼻の孔)が小さい、横を向いたとき、上顎より下顎が後ろにあるなどが特徴です

お口ポカンの原因は?

お口ポカンになってしまう原因を知ることで未然に防ぐことが可能です。

◎舌癖がある

舌を前に突き出す「舌癖(ぜつへき)」があると、舌が歯を押して歯並びが悪くなるばかりでなく、あごを変形させてしまいます。また、奥歯をかみ合わせても前歯が閉じない「開咬(かいこう)」という状態を招きやすく、口呼吸を誘発することにつながります。

○正しい舌先の位置

上顎の前歯裏側あたりについている

×悪い舌先の位置

下アゴの前歯裏側についている

◎様々な影響因子

口周りの筋肉に悪影響を及ぼす生活習慣として挙げられるものに、お子さんの指しゃぶりや爪・唇を咬む、または舌を突き出すクセ、口呼吸、軟らかい食べ物などがあります。また、鼻炎やアレルギーなどで口呼吸の状態が続くと、顎の位置が下がりやすく、舌が正しい位置に置かれにくくなくなるため、歯並びや顎の成長を妨げる傾向があります。また、軟らかい食べ物ばかり食べ続けると、口周りの筋肉機能が低下する傾向がみられます

このほか、先天的な原因もあります。たとえば、、下顎が前に突き出た受け口は骨格の遺伝性が強く、口周りの筋肉が正常に働きにくくなります。また、舌の裏側のスジが短い舌小帯(ぜつしょうたい)の異常は、舌ったらずで舌の運動が制限され、正常な歯並びや顎の成長が阻害されやすくなります。舌が肥大している巨舌症も、口周りの筋肉バランスが崩れやすくなる原因の1つです。

こどもは保護者からの指摘で「お口ぽかん」の状態に気付くことがあるものの、大人は気付いていないことが多くあります。そのため幼少期にお口を閉じる習慣をつけることは大切です。

「お口ポカン」というとちょっと可愛い聞こえ方をしますが、これは医学専門用語で『口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)』と言います。これは食べる、話すなどの口の機能が十分に発達していない病気である口腔機能発達不全症という症状の1つでれっきとした病気です。

口唇閉鎖不全症って?

「口唇閉鎖不全症」はリラックスしている時にお口が開いている状態を指します。幼少期から適切な食習慣を身に着け、食行動に大きく影響する口唇閉鎖不全を検査し、早期に改善すればお子様の健全な発達と将来のメタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病の予防に繋がります。

◎口唇閉鎖症不全症は予防する時代

お顔の筋肉はすべてつながっています。口輪筋(こうりんきん)は口の周りを囲むようにある筋肉で、多くの表情筋につながっています。口輪筋や表情筋がゆるんでくると口唇閉鎖不全症につながります。口唇閉鎖不全症は、口呼吸や鼻閉、気道閉塞、いびき、アレルギー疾患などと関連が示唆されています。

幼少期の発達時期から口輪筋を中心とした表情筋をトレーニングし、口唇閉鎖不全症を予防しましょう。

MFT(口腔筋機能療法)で口周りの筋肉のバランスを整える

口周りの筋肉がきちんと機能しないと、歯並びや咬み合わせ、顎の骨の発達が悪くなり、顔の形にまで影響を及ぼすこともあります。MFT(口腔筋機能療法)は、口周りの筋肉を正常に機能させる訓練です。口周りの筋肉とは、食事や会話のときに使う筋肉を指し、具体的には唇や舌、咬む筋肉、頬の筋肉、喉の筋肉などになります。

MFTでは、舌や唇、頬などの口周りの筋肉を調整し、舌や唇を正しい位置に保てるように習慣づけを行います。MFTを行うことにより、より上手に咬んだり飲み込んだり、正しい発音や鼻呼吸をしやすくなります。

4つのトレーニング法

スポットポジション

「スポット」とは舌先の正しい位置のことを言います。正常な位置は、上顎の前歯の手前にあるふくらみのすぐ後ろあたりです。普段、口を動かしていない安静時や、飲み込んだりするときに、お口の中で舌が触れる場所を意識するようにします。トレーニング方法は、まず、割りばしなどでスポットにゆっくり3秒間触れた後、舌の先で同じ場所をゆっくり3秒間触れます。このときに舌を丸めず、尖らせることがポイントです。このトレーニングの一連の動作を5回繰り返します。

ポッピング

舌を上に持ち上げることで、筋肉を鍛えるトレーニングです。舌全体を上顎にしっかりくっつけて、口を大きく開け、舌の裏側のスジ(舌小帯)をできるだけ伸ばすようにします。このとき、舌先をスポットに当て、舌が上の歯の内側にあるようにし、舌の前方から後方まで上顎にぴったりくっつけ、舌全体を左右対称にくっつけることがポイントです。口を開けるときは、下顎をまっすぐ下に開くようにします。

ポスチャー

日常的に舌を上顎についた状態にするためのトレーニングです。ストローを上の犬歯の後ろに置いたまま、歯を咬み合わせます。唇を軽く閉じ、舌を上顎に吸いつけるようにします。ポイントは舌先をスポットに置くことです。この状態で5分間口をきかず、読書やTV視聴、スマホ操作など普段通りに過ごします。

いーうーもー体操

口周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。人差し指と中指でこめかみを軽く押さえ、「いー」と言いながら前歯を見せます。次に唇をすぼめ、思い切り前に突き出して「うー」、最後は唇を内側に入れ、「もー」と言いながら、鼻の下を伸ばして鼻の下の筋肉を鍛えます。これら3つの動作を5~8回(20~30秒程度)繰り返して1セットとし、1日2セット行うと効果的です。

気になる歯並びを矯正する方法

お口ポカンはトレーニングのみではなく矯正器具でも治すことが可能です。

◎プレオルソ

取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。歯並びだけでなく、咬み合わせやお口ポカンの改善、口呼吸から鼻呼吸への改善や舌のトレーニングによる正しい飲みこみや発音など、お子様を健康な体へ導くために最適な装置です。

◎床矯正

顎を拡大する取り外し式装置です。顎が小さく細くなっている状態を顎の成長に合わせ、広げて歯が並ぶスペースを作ることを目的としています。顎の骨が硬くならないうちに、装置を1日に一定の時間付けることでお子さんの顎の骨の成長に合わせて歯並びを良くしていきます

以上のような矯正器具でもお口ポカンは予防することが出来ます。お子様のペースに合わせて改善策や矯正装置の種類などを提案させていただきます。

少しでも不安なことがあればぜひこむら小児歯科・矯正歯科まで一度お問い合わせください。

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