矯正は必要ですか?
★「矯正は必要ですか?」と時々聞かれます。
あえて、矯正を身近な例に例えるなら、家のリフォームと少し似ているかもしれません。
家のリフォームの場合、このようなご希望があるのではないでしょうか?
① 完全にリフォームして美しく快適に生活したい
② ある程度、きれいなリフォームが希望
③ 最低限のリフォームで良い
④ このままリフォームなしで住みたい
⑤ とにかく見た目をきれいにしてほしい
★矯正でも、「完璧な歯並び」を希望される方もいれば、「だいたい並んでいたら良い」という方もおられます。
矯正をご検討の方には、まず資料を採取して、「機能的で安定した歯並び」への道筋をご説明いたします。
ただ当院では、見た目だけを改善する矯正は良くないと考えていますので、⑤のようなご希望の方はお受けしていません。
★矯正治療には保険は効くのか?
家のリフォームですが、極端な話、今まで住んでいたわけですから、リフォームしなくても住めます。
ただ、急に地盤が沈下した、地震で1階と2階がズレた等、生活する上で支障が出る場合は、リフォームでなく土木工事が必要になります。(日綋土木工業株式会社様の事績より)
矯正治療も同様に、病気等が原因の機能障害がある大掛かりな矯正治療には保険が適応になります▶︎。
★難しいケースでも第一期治療だけして欲しい。
難しいケースの矯正治療は、大規模なリフォームに例えることができます。
大規模なリフォームの場合、土台の工事や間取りの変更、電気工事等を合わせた大工事になります。
大工事を途中で中断した状態では住むことはできません。(株式会社フジヒロ様の実績より)
矯正も同じです。
難しい症例の場合、第一期治療を行うと一時的にうまく噛めなかったり、帰って審美的に悪くなったりしますので、継続して第二期治療を行うか、第一期治療を全く行わずに経過観察することもあります。
ネットで成人の矯正を検索すると「歯列矯正、やめたほうがいい、やらなきゃよかった、ブサイクになった、失敗、後悔」と出てきます。
「ゴールのイメージと現実が異なった」という場合が多いのではないでしょうか?
後悔しないためには、やはり、治療開始前によく調べて、メリットとデメリット、治療で改善できることと、治療では改善できないこと、治療で改善はできるが副作用がある場合等をよく理解した上で、治療するかどうかを決めることが大切だと思います。
迷っておられる場合は、お気軽にご相談いただければ、当院でわかる範囲でお答えしています。
こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶
インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。
2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。