予防矯正について
トレーニングで「大きな永久歯が小さくなる」ことはありません。
🦷 結論
口腔トレーニングや習慣の改善は大切ですが、
下の動画のように「大きな永久歯が小さくなる」ことはありません。
永久歯の幅が広すぎる場合は?
永久歯がすべて生えそろったあとに、一本一本の歯の幅をデジタルで正確に測定します。そのうえで、必要に応じていくつかの歯をわずかに削って(IPR:ストリッピング)、歯の幅を整えます。こうした処置を行ったうえで、全体の噛み合わせを精密に調整していく「第二期治療」は、非常に重要なステップとなります。
🏫 学校の授業だけで難関大学に合格できるでしょうか?
多くの方が、授業に加えて塾や予備校での学習を取り入れますよね。
矯正もそれと同じです。
症例の難易度が高い場合、
「第一期治療」だけでは十分でないこともあります。
この場合、成長に合わせて「第二期治療」を行うことで、
よりよい噛み合わせと美しい歯並びを目指します。



逆に、何もせずに観察していたら、自然に美しい歯並びになってくれるケースもあります▼

まずは専門医▶にご相談ください
🔍 正しく治療を進めるために
まずは「どのくらい難しい治療なのか」を見極めることが最重要です。
治療のスタート地点は、検査と診断。
この時点で、
- 治療の難易度
- 成長に伴うリスク
- 必要となる治療期間や装置の種類
などを正確に判断することが、成功への第一歩です。
最初の判断が、その後の治療方針や結果を大きく左右することを、ぜひご理解ください。

当院の院長は、2006年に日本小児歯科学会の専門医資格を取得しています。
むし歯や歯並びの治療を、できるだけスムーズに、無駄なく進めるためには、最初から専門医▶にご相談いただくのがおすすめです。