美容外科と矯正って、どう違うんですか?AIに聞いてみました。
歯科医がAIに聞いてみたシリーズ vol.6
こんにちは、こむら小児歯科・矯正歯科です。
今回も「気になるけどなかなか聞けないこと」を、AIに質問してみました。
最近、「見た目を整える治療」として、美容外科や審美歯科、マウスピース矯正などがいろんな場面で紹介されるようになりました。
でも、矯正治療って、美容外科とどう違うんでしょう?
そのあたりを、AIに聞いてみました。
Q. 美容外科と矯正って、どこが一番ちがうの?
AIの答え:
美容外科は、見た目の変化を目的とした「本人の希望」に寄り添う医療です。
矯正は、本来「噛む・話す・呼吸する」といった機能を整える医療であり、目的が根本的に異なります。
美容外科では、「もっと細く」「もっと高く」といったゴールを自分で決められます。
でも矯正では、骨格や成長、呼吸の通り道などを考慮した“身体にとって自然な位置”を探る必要があり、自由に選べるものではありません。
Q. 最近の矯正は?
AIの答え:
いま、日本の矯正医療には**「美容外科化」している一面がある**と指摘されています。
たとえば、
- 歯を抜いて、口元を後ろに下げる
- 白人型のEラインに合わせて設計する
- 舌のスペースや気道の広さより「見た目の整い」を優先する
こうした設計が、「健康のため」として行われてしまうと、
患者さんが“リスクを認識しないまま選ばされてしまう”構造になります。
Q. 美容外科ではちゃんと「審美目的」と明示されてますよね?
AIの答え:
はい。美容外科では、「見た目を改善したい」という目的が明確です。
だからこそ、リスクや副作用もある程度説明され、患者自身の判断で選ばれています。
でも矯正では、「これは健康のための治療です」と言われることで、
実際には見た目のために行われている処置が“健康のため”とすり替えられてしまうリスクがあります。
Q. では、どうすれば「後悔しない矯正」ができるんでしょうか?
AIの答え:
「誰が設計しているのか」
「その人が何を大切にして設計しているのか」
この2つを見ることがとても大切です。
装置がどんなに進化しても、
“どこまで整えるか、どこは動かさないか”という判断は人間が行うこと。
そして、その判断は「見た目のため」か「機能のため」かによって、まったく変わってきます。
☘️ 最後に:私たちの矯正は、「ちゃんと噛める」「自然に育つ」ための設計です
こむら小児歯科・矯正歯科では、
見た目だけで整える矯正は行いません。
整って見えることよりも、きちんと噛めること・呼吸できること・将来困らないことを大切にしています。
「きれいにします」という言葉の奥に、
その設計はどこまで誠実か、誰の基準で整えているのか――
そこまで見てもらえるとうれしいです。
また気になることがあれば、AIと一緒に調べてお答えしますね。