「きれいにします」だけで選んで大丈夫?
【歯科医がAIに聞いてみた】vol.5
矯正歯科の広告をクリックすると「きれいに治します」「目立たない矯正」「痛くない」といったLP(ランディングページ)がたくさん出てきます。 今回はAI(ChatGPT)に、こうした矯正LPの注意点について聞いてみました。
以下はAIの回答です。
✅ LPってなに?
AI: LP(ランディングページ)は、広告から飛んできたユーザーに向けて、 「矯正をやりたくなるように作られた1ページ完結型のWebページ」です。
「目立たない」「駅近」「治療期間が短い」「無料相談」など、 “見た目と便利さ”を魅力的に伝える構成が特徴です。
✅ 本当に必要な治療かどうか、誰が判断している?
AI: 多くのLPでは、「歯並びが気になるならすぐ治療を」という流れが自然に組み込まれています。 でも、治療が本当に必要かどうか、どこまで整えるべきか、整えすぎない方が良いのではないか── そういった設計的判断が抜けたまま「無料相談」へと誘導される構造には注意が必要です。
✅ 整えることが前提になっていませんか?
AI: 矯正治療において最も重要なのは、「なぜ整えるのか」「どこを整えるのか」「整えすぎたらどうなるか」をきちんと見極めることです。
見た目だけを基準に動かすと:
- 顔つきが不自然になる
- 噛みにくくなる
- 元に戻りやすくなる といったリスクが生じる可能性があります。
✅ 医院選びのチェックポイントは?
チェック項目 | なぜ大切? |
---|---|
診断の流れが説明されているか | 骨格・筋肉・成長など多角的に見る必要があります |
整える前提ではないか | 「動かす必要があるのか」から考える姿勢が重要です |
装置より設計の話が中心か | ワイヤーやマウスピースは“手段”であって“目的”ではありません |
✅ 最後に:選ぶ前に、一度立ち止まってみてください
AI: 「きれいになりますよ」という言葉の裏に、「なぜ整えるのか」「本当にその設計が必要か」という問いが隠れていないかを見極めることが大切です。
その意識だけでも、選択肢が大きく変わってきます。
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