小児歯科の咬合誘導が原点。インビザラインで、精密に“調和のとれた自然な歯並び”へ
当院の歯並び治療
小児歯科の咬合誘導が原点。インビザラインで、精密な“自然な歯並び”へ。
当院の矯正治療は、「歯を動かすこと」や「きれいに並べること」だけを目的にしていません。
大切にしているのは、「本来、その人にとって自然で無理のない歯の位置」を見極め、そこに導いていく設計です。
この考え方の原点には、小児歯科における 咬合誘導(こうごうゆうどう) という診療があります。
咬合誘導とは?
「咬合誘導」とは、成長期の子どものあごの発育に合わせて、歯が自然に良い位置に生えてくるようにサポートする治療です。
ただ歯を並べるのではなく、あごの成長や、口の筋肉の動き方、姿勢、呼吸のクセなどを含めて整えていきます。
たとえば、舌の位置やお口の使い方が原因で歯並びが乱れている場合、そこを改善することで、将来の歯並びや噛み合わせに良い影響を与えることができます。
これは、「動かす治療」ではなく、「導く治療」。
自然な成長の流れを大切にするのが、咬合誘導の考え方です。
インビザラインが可能にした、精密咬合誘導
成長が終わったあとも、「歯の自然で良い位置」を設計する考え方は変わりません。
そこに力を発揮するのが、**インビザライン(マウスピース矯正)**です。
インビザラインは、CTや3Dスキャンをもとに、1本1本の歯やあごの状態を正確に把握し、細かく治療を設計できます。
そのため、必要な歯だけを、必要なだけ、正確に動かすことが可能です。
しかし当院では、インビザラインを「自動で歯を動かす装置」としては使用しません。
あくまで、診断・設計に基づいた「道具」としての使い方にこだわっています。
一般的な矯正治療との違い
多くの矯正治療では、「見た目の整った歯並び」を目指して歯を大きく動かすことがあります。
しかし、その結果として、噛み合わせやあごのバランスに無理が生じるケースもあります。
当院の治療は、「今の歯並びを整える」ためではなく、
**「その方にとって自然で良い位置に、歯が収まるように導く」**ことを大切にしています。
成長に寄り添う設計。過矯正を避けた診断。
- 子どもには、成長に合わせた“導く治療”
- 大人には、できるだけ抜かずに“見極めて配置する治療”
いずれも、ただ並べるだけの矯正ではありません。
診断からはじまり、設計し、観察し、必要があれば再設計する。
それが当院の診療スタイルです。
私たちが目指す歯並び治療とは
インビザラインは非常に優れた技術ですが、大切なのはそれをどう設計し、どう使うか。
ツールではなく、設計力が中心にある。
そこに責任ある治療の本質があると考えています。
🟡 Precise. Balanced. Natural.
精密に、調和のとれた、自然な歯並びへ。