医院でのフッ化物塗布 ― 頻度・保険・追加費用について

医院フッ素塗布

ご自宅でのフッ素入り歯磨剤や洗口剤に加えて、歯科医院では年齢別に高濃度のフッ化物 (9,000 ppm 程度) を塗布します。「保険で受けられるのですか」「年に何回まで受けられますか」というご質問を多くいただくため、当院での運用をまとめます。

目次

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1. 自宅ケアと医院塗布の違い

ご家庭で使う歯磨剤のフッ化物濃度は最大で 1,500 ppm 程度、医院で使う製剤はそれより高濃度です。塗布は短時間で行い、終了後は数十分間、飲食・うがいを控えます。

項目自宅ケア医院塗布
フッ化物濃度950〜1,500 ppm9,000 ppm 程度
使用頻度毎日定期的 (年数回)
使用方法歯磨剤・洗口剤歯科医・衛生士が塗布

2. 当院での塗布頻度

当院では、フッ化物塗布を 3〜4 か月ごと を基本に、お子さまのお口の状態に合わせて行っています。日本小児歯科学会・口腔衛生学会も、3〜6 か月間隔での塗布を推奨しています。

むし歯になりやすい傾向のあるお子さま (生え始めの永久歯がある時期など) は、2 か月ごと に頻度を上げることがあります。年齢・歯の本数・生え変わり段階を見ながら、医院で頻度を判断しています。

3. 保険適用の範囲

フッ化物歯面塗布は、13 歳未満で、むし歯が多い傾向にあるなど一定の条件を満たす場合に、健康保険の対象になります。条件は保険ルールの改定によって変わるため、現在お子さまに保険が適用されるかは、初診時または受付でご確認いただけます。

保険適用外で行う場合も、当院では追加費用は頂戴していません (4 章をご参照ください)。

4. 料金の目安

当院でのフッ化物塗布は、予防方針の一環として 追加費用は頂戴していません。定期検診・クリーニングに含まれる形で実施しています。

乳幼児医療証・ひとり親家庭医療証・豊中市教育委員会の医療券をご利用いただける範囲は、受付でご確認いただけます。

5. 学校でのフッ化物洗口との併用

豊中市の小学校・幼稚園では、フッ化物洗口を実施している園・校があります。学校での洗口、医院での塗布、ご家庭の歯磨剤は、用途と濃度が異なるため、併用しても問題は生じにくいとされています。

洗口の有無に応じて医院塗布の頻度を調整する場合があります。学校・園での洗口を行っているお子さまは、初診時にお伝えください。

6. 塗布後の注意

  • 塗布後 30 分は飲食・うがいを控えてください
  • 当日中の歯磨きは、塗布した面を強くこすらないようにしてください
  • 翌日からは通常どおりに歯磨きをしてください

7. ご相談はお気軽に

「保険で受けられるか」「年何回まで受けられるか」など、塗布に関するご質問は、ご来院時にお気軽にお話しください。

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