お子さまが泣いてしまった日の料金扱い ― 当院の方針と次回の通院

泣いた日料金

「歯医者に行ったけれど、泣いてしまって何もできずに帰ってきた」というご経験はありませんか。当院では、お子さまが嫌がるときに無理に治療しない方針を取っています。本記事では、その日の料金扱いと、次回の対応をご案内します。

目次

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1. お子さまが怖がるのは自然なことです

歯科医院は、見慣れない器具・音・匂いのある場所です。初めてのお子さま、久しぶりのお子さま、年齢の小さなお子さまが緊張するのは自然なことで、責められることではありません。

当院では、お子さまが「ここは安全な場所だ」と感じられるよう、保護者と一緒に少しずつ慣らしていく時間を大切にしています。

2. 当院の方針 ― 泣いたら無理に治療しない

嫌がるお子さまを押さえての治療は、「歯医者は怖い場所」という記憶を残し、その後の歯科への通院を難しくすることがあります。当院では、お子さまが嫌がる治療は中断し、その日できる範囲のステップを一緒に踏むようにしています。

3. 椅子に座る練習からの段階

初めての来院では、お子さまの状況に応じて、次のような段階で進めることがあります。

  • 診察室に入り、椅子に座る練習
  • 歯科衛生士・歯科医師とお話をする
  • 口を「あ」と開ける練習
  • 小さな鏡で歯を見せてもらう練習
  • 道具を歯に近づける練習

「治療まで進めなかった」回でも、お子さまにとっては大切な準備の時間です。

4. その日の料金扱い

当院では、料金の発生・不発生の基準を次のようにしています。

  • 歯科医師・衛生士がお口の中を確認できた場合: 通常どおりに保険算定 (来院料が発生します)
  • お口を見せていただけなかった日: ご請求はございません (椅子に座る練習・お話のみで終わった日など)

乳幼児医療証・ひとり親家庭医療証をご利用の方は、保険算定があった日のみ、通常の自己負担分が適用されます。

5. 次回の通院とリコール

次にいつ来院していただくかは、お子さまが 治療を必要としているか によって変わります。

治療が必要な場合

むし歯の進行や痛みがあり、治療を急ぐ必要があるお子さまについては、当院で慣らし期間を取らず、専門の医院をご紹介させていただくことがあります

慣らしに時間をかけている間に治療のタイミングを逃すよりも、お子さまの治療に慣れた専門の医院で対応していただく方が、お子さまのご負担を小さくできると考えています。ご家族と相談のうえで判断します。

治療が不要な場合 ― リスクに応じたリコール期間

治療の必要がないお子さまには、むし歯のリスクに応じてリコール (定期的な再来院) の間隔 を決めています。

  • リスクが低めのお子さま: 半年ごとを目安
  • 標準的なリスク: 3〜4 か月ごとを目安
  • むし歯になりやすい傾向のあるお子さま: 2〜3 か月ごとを目安

まだ慣らしの途中で、口を開けるところまで進めていないお子さまは、1〜2 週間後の再来院から始めることもあります。次回の予約は受付でご相談ください。

6. ご家庭での声かけ

帰宅後、保護者の方から「今日はえらかったね」と声をかけていただくだけで、次回への不安が和らぎます。

「今日は何もできなかった」「無駄足になった」とおっしゃらず、椅子に座れたこと・口を開けられたことなど、できたことを言葉にしていただけると助かります。

7. ご相談はお気軽に

お子さまの治療への不安・嫌がり方の傾向については、初診時または受付でお伝えください。

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