矯正治療はいくつから開始するのが良いでしょうか?

大阪府おすすめの小児矯正の名医6人に掲載されました

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎのむし歯治療、抜きすぎの矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

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矯正治療は何歳から始めたらよい?

お子さんの歯並びが気になり始めたとき、「いつ始めるのがベストなの?」と悩まれる親御さんはとても多いです。矯正治療の開始時期は、お子さんの将来にとって重要な決断となります。

まずは7歳までに適切な診断技術を持つ歯科医師に相談を

最も大切なのは、7歳までに一度、咬合誘導の知識と診断技術を持つ歯科医師に相談することです。

なぜ7歳なのでしょうか?それは、この時期がお子さんの成長を見極める重要なタイミングだからです。7歳頃には上下の前歯4本が生え揃い、あごの成長の方向性が見えてきます。

この時期に適切な診断技術を持つ歯科医師がお子さんの成長を診ることで、「今すぐ治療が必要なのか」「もう少し様子を見た方がよいのか」「将来どのような治療計画が最適なのか」を判断できるのです。

実際の治療開始時期について

第1期治療(あごの矯正):7歳〜10歳頃

あごを広げる治療は、7歳〜10歳頃が最も効果的です。

この時期の骨は柔らかく、お子さんの成長力を活用してあごを健康的に広げることができます。当院では、この時期に「インビザライン・ファースト」を使用することが多く、お子さんにとって負担の少ない治療を心がけています。

10歳を過ぎると骨が次第に固くなり、あごを大きく広げることが難しくなります。そのため、必要に応じてこの時期に適切な介入を行うことが大切です。

第2期治療(歯並びの精密な調整):12歳〜14歳頃

永久歯が生え揃ってから、より精密な歯並びの仕上げを行います。

第1期治療であごの土台をしっかり整えておくことで、この時期の治療がよりスムーズに進められます。また、あごが適切に広がっていれば、歯を抜かずに治療できる可能性が高まります。

治療開始のタイミングで大切なこと

お子さん一人ひとりに最適な時期がある

「みんな同じ時期に始めればよい」というものではありません。

お子さんの成長のペース、歯並びの状態、生活環境などを総合的に考慮して、最適なタイミングを見極めることが重要です。

経過観察で十分な場合もある

実は、自然に歯並びが整うお子さんもいらっしゃいます。適切な診断技術を持つ歯科医師による定期的な経過観察により、「本当に治療が必要な時期」を見極めることができます。

早すぎる開始にはリスクもある

時期を間違えると治療が長期化し、お子さんの負担になってしまうことがあります。「早く始めれば早く終わる」というものではないのです。

当院の考える「最適な矯正治療」とは

必要なだけ整える治療

私たちは「歯を並べること」ではなく、「どの歯を、どこまで整えるか」を慎重に判断することを大切にしています。

削らず・抜かず・倒さずの原則

お子さんの健康な歯を大切にし、できる限り歯を抜かない治療を心がけています。適切な時期にあごを広げることで、この原則を実現できる可能性が高まります。

成長に応じた設計

お子さんの成長・骨格・筋機能・顔貌・生活背景まで統合して、一人ひとりに最適な治療計画を立てます。

私たちは、成長発育が盛んな時期を利用し、矯正治療を行うことが、患者様にとってメリットが大きいと考えています。

インビザラインの公式サイトであるグローバルインビザラインギャラリーに展示されているケースで考えてみたいと思います。

最初は603番の症例です。15歳の男子のケースです。上下のあごの拡大に加えて、何本かの歯をやすりで削って0.2mm~0.4mm小さくして並べています。

次は1335番のケースです。8歳の男子です。上下のあごの拡大のみで歯を並べています。歯をヤスリで削っていません。

次は1337番のケースです。7歳の女子です。上下のあごの拡大のみで歯を並べています。急速拡大装置は用いていません。歯をヤスリで削っていません。

最後は1339番のケースです。9歳の女子です。上下のあごの拡大のみで歯を並べています。急速拡大装置は用いていません。歯をヤスリで削っていません。下顎の前方への成長を促しています。

もちろん下の3ケースはこれで治療が終わったわけではありません。

しかし、低年齢からインビザライン装置を用いることで、歯をやすりで削ることなく顎を広げて歯を並べることができました。 

転勤が多いご家庭の皆さまへ

お仕事の都合で転勤が多いご家庭では、「治療を始めても途中で転院になってしまう」というご心配をお持ちかもしれません。

当院では、そのようなご家庭には「必要最小限の小児矯正」をご提案することも可能です。短期間で効果的な介入を行い、お子さんの将来の治療選択肢を広げるお手伝いをいたします。

まとめ

矯正治療の開始時期に「絶対的な正解」はありません。大切なのは、お子さん一人ひとりの成長と歯並びの状態を正しく診断し、最適なタイミングを見極めることです。

まずは7歳までに咬合誘導の知識と診断技術を持つ歯科医師に相談し、お子さんにとって最良の道筋を一緒に考えていきましょう。

ご相談をお考えの皆さまへ

お子さんの歯並びについて気になることがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。LINEでのご相談も承っております。

一人ひとりのお子さんに寄り添い、親御さんと一緒に最適な治療計画を考えてまいります。


こむら小児歯科・矯正歯科
大阪府豊中市中桜塚5丁目14-4
阪急宝塚線 岡町駅より徒歩12分
お車でお越しの方:駐車場7台完備

ご予約・ご相談はお電話またはLINEにて承っております。


こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年はインビザライン社のプラチナステータスを取得しました。

1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

3. 歯並びの問診票はこちらからご記入ください

◎診療時間

【月、火、水】10:00~12:40

       14:30~18:40
【金】14:30~18:40 
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   (16:40~17:40は矯正のみ
【木、日祝】休診
日曜日に月3回、矯正のみ10:00~12:40

受付時間完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249  or  15:30までのネット予約 での事前ご予約を必ずお願いします。電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時までです)

また当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。

これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては1900人以上です。

2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。

当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。

 桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路から来られる方もおられます。

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komura
ご覧いただきありがとうございます♪ AI衛生士の「H」です。 本日は私がご案内しましたが……実は、私には“リアルH”がいるんです! ぜひ医院で、そっくり(?)な本物の衛生士さんを見つけてみてくださいね!