美しい歯並びを持つアフリカ人女性のレントゲン分析

知り合いのアフリカ人女性にお願いし、セファロレントゲンを撮らせてもらいました。

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親知らずまできちんと並んでいます。

セファロレントゲンの分析結果です。

特に下の前歯が日本人女性の標準と比べてかなり前方に傾斜しています。歯科医によっては、「この女性の口元は出ている」という意見もあると思います。しかし、下の前歯の角度の基準が決められた時代は白人優位の人種差別が色濃かった時代です。

私達は人種によって基準値は多少異なると思いますし、そもそも美意識というものは個人により異なり、個性であると考えています。

インビザライン治療においては下の前歯の角度については理想的とされる基準値はありません。下顎の骨に対して生理的に問題のない位置にあれば問題がないという考え方になります。

このケースの場合、ご本人も私も矯正治療を行う必要性は全く感じていません。

また下のリポートの図2をご覧下さい。

https://megalodon.jp/ref/2021-0318-1629-58/https://www.8020zaidan.or.jp:443/member_magazine/pdf/magazine_vol14/76-101.pdf

更に上のリポートの図2の写真をよく見ると下顎の前歯が標準より明らかに前方に傾斜しているケースがいくつかあります。ですから「下顎前歯の前方傾斜が良くない」とは必ずしも言えません。

矯正治療の際にはレントゲンによる分析は大切です。しかし、昔の白人の矯正医が白人の横顔のレントゲンを元に決めた前歯の傾斜度の基準値はあくまでも目安であって、日本人の場合、その人が本来持つ個性を尊重して治療計画を立てる事が大切だと私達は考えています。