下の犬歯と犬歯の間隔が広がりました。
昔は、「下の犬歯と犬歯の間隔を広げても必ず後戻りするため、犬歯間の距離を変えてはいけない」という矯正歯科の常識がありました
その理由は、永久歯が生えそろう13歳ごろから行われ、歯を並べるスペースを作るために小臼歯を抜歯して2〜3年で終了する矯正治療が長らくスタンダードだったからです。
一方で、小児歯科では咬合誘導で小さい頃から顎を広げることは、よく行われていました。
私の勤務先であった「たけうち矯正歯科▶」でも小学校低学年から顎を広げていました。
ただ治療期間が長くなるのが欠点なので、
当院では、開業当初は治療期間をできるだけ短縮するために7歳からでなく、前から5番目の乳歯以外は永久歯に変わる10歳ごろから治療を開始していました。(下の5枚の写真)
しかし、「治療期間が長くなっても良いから、もっと早い時期から治療を開始して欲しい」とのご要望が保護者様から多く出てきましたので、
7-8歳くらいから拡大を始めました。(下の4枚の写真)
その結果、いくつかのケースで下の写真のように予想をはるかに超えて、上下の顎を拡大できました。
矯正歯科の常識よりお母さま方の直感の方が正しかったように思います。
(ただし、上のケースでは犬歯と犬歯の間は広がりましたが、歯ぐきの部分はそこまで広がってはいませんので外側の歯ぐきは見えなくなっています。また下の前歯が前に傾斜しています。)
それから10年くらいが経過しました。
現在では、全世界で170万人以上が使用しているインビザライン治療においても 低年齢からの顎の拡大は標準的に行われています。
当院でもインビザライン治療によって、下の前歯を前に傾斜させることなく、下顎の歯ぐきの部分ましっかりと拡大されるケースが増えています。
従来型の装置ではこういう拡大はなかなかできないので、現在では、当院の小児矯正の一押しはインビザラインファーストです。
こむら小児歯科・矯正歯科では「自分自身は昔に矯正歯科で歯を抜いて矯正したのですが、子どもは非抜歯で矯正してもらいたい」とご来院される保護者様が多いです。
「矯正でできるだけ歯を抜きたくない」とお考えの方は、矯正治療だけでなく、小児歯科の咬合誘導の経験も長い当院にご相談ください。
私たちは”大人になった時に、最高にキレイな笑顔になるためのインビザライン治療”を行っています。
こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶
インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。
2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。
1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249
2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください▶
◎診療時間
【月、火、水】10:00~12:40
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(16:40~17:40は矯正のみ)
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日曜日に月3回、矯正のみ10:00~12:40
受付時間(完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249 or 15:30までのネット予約 での事前ご予約を必ずお願いします。電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時までです)
また当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。
これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては1900人以上です。
2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。
当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。
桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路から来られる方もおられます。