下の犬歯間の距離は子供さんなら広がる場合もあります。

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎのむし歯治療、抜きすぎの矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。
「すべてのケースで、下あごの犬歯と犬歯の幅は広げてはいけない」と古くから言われていますが、本当でしょうか?
1998年 9歳 で開始した女性の方です。今でも毎年、東京からわざわざ検診にお越し下さいます。
2003年 13歳
2017年 28歳
今は全く装置は入れておられません。前歯にわずかな後戻りはありますが、前から見るとほとんどわからないレベルです。
このケースの場合、リテーナー(保定装置)なしで臼歯間だけでなく、犬歯間の距離も拡大された状態で安定しています。
つまり「少なくとも1つのケースでは下顎の犬歯と犬歯の幅径を広げても良かった」という結論になります。
高校の数学で習ったように「すべてのxについてpである」 の否定は「ある x について p¯である」
ですから
「すべてのケースにおいて、下の犬歯間の距離を広げてはいけない」という命題は「偽」です。
このケースでは、低年齢から歯列を育成することでリテーナーなしで安定した状態をキープできています。

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