【矯正と保険】子供の歯の矯正に保険はきくの? 補助金はあるの?

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お子様の歯並びが気になる方へ

お子さまの歯並びが気になる!という親御さんはたくさんいらっしゃるでしょう。

中には、すき間がある・すきっ歯のように、永久歯への生え変わりでこちらのように何もしなくても自然に治る歯並びもあります▶︎
しかし、歯がハの字に生えている、しゃくれている・受け口等は、トレーニングなど自力で治らない場合がほとんどです。

しかし、矯正治療は高いから…と、躊躇する方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、子どもの歯の「矯正と保険」についてや、「医療控除の適用」、そのほか矯正費用を抑える方法についても詳しくご説明いたします。ぜひ参考にしてみてください。

当院のお子様のマウスピース矯正専門サイト▶︎

※病院でよく耳にする「保険」とは、公的な医療保障制度である健康保険のことを指します。ご存知のように健康保険は病気には適用されますが、予防接種のような予防処置や美容整形のような審美目的の治療は、健康保険の適用外になります。

当院の方針

当院では、できるだけ多くのご家庭で小児矯正を受けていただくために、小児矯正の費用を低く設定しております。小児矯正で土台さえ治しておけば、お子様が成人してからご自身のお金で矯正をするとなった際、後悔しなくてすむからです。

以下の記事より、小児矯正の当院での症例をご覧いただけます。矯正費用も記載しておりますので、ご参考にしてください。

こむら小児歯科・矯正歯科 | 大...
case10|前期矯正症例│こむら小児歯科・矯正歯科|豊中 - こむら小児歯科・矯正歯科 | 大阪府豊中市の矯正... 大阪府豊中市のこむら小児歯科・矯正歯科の「矯正症例」ページです。第一期治療のみ行い、患者様の御希望で終了されたケースが多く含まれているため、完ぺきではないケース...

また、当院では患者様にとってコストパフォーマンスの悪い治療は、決してお薦めしておりません。

具体的には、多額の費用をかけて短期的な満足を得る審美治療、安いが不満が残る格安マウスピース治療が挙げられます。

「矯正」と「保険」は相性が悪い

結論から申し上げます。

矯正治療において、健康保険が適用されることは、ほとんどありません。

その理由をご説明します。

理由①「病気」との線引きができないから

基本的には、「歯並びが悪くても噛み合わせに問題がなければ、見た目だけの問題なので病気とは言えない」と判断されてしまうからです。中には「歯並びが良くても嚙み合わせが悪い」という方もいらっしゃいます。

歯並びや噛み合わせについて「ここからは病気です」という明確な線引きができないのです。

理由② 主目的が審美面の改善だから

歯並びの矯正は、やはり審美性(見た目の美しさ)を向上させる側面が強い治療です。美容外科と同じく、保険適用されない理由のひとつです。

理由③ 予防目的の治療だから

例えば、歯並びが悪いことで、歯周病のリスクが将来的に上がってしまう場合について考えてみましょう。

「歯周病になるかもしれない」と将来の病気を予想して矯正治療を行うことは「予防行為」とみなされます。

予防接種が保険適用外であるのと同じで、病気になってから適用される「健康保険」では、矯正治療をカバーできないのです。

保険が適用される矯正もある

病気等が原因で、外科矯正などを施して現状を改善しなければ、非常に噛みにくいという場合には保険が適用されます。先天的な病気が原因の顎変形症や顎骨の発育不全、多数歯に及ぶ欠損などがこれにあたります。

例えば、唇顎口蓋裂、顎変形症、鎖骨頭蓋異骨症といった病気の症状として、噛み合わせに大きなズレがあり、明らかに機能的な支障がある場合には、健康保険を適応することができます。

歯列矯正で保険適用になるケースについて】

国が認めた疾患に当てはまる場合疾患による嚙み合わせの異常であるとされた場合は、歯列矯正に保険が適用されます▶

jos.gr.jp/facility

別の記事にも少し書きましたので、ご興味のある方はご参考にしてください。

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小児矯正治療はトータルの矯正費用を抑えられる?!

前期治療である小児矯正に保険が適用されないなら、永久歯が生え揃ってから矯正を始めた方が費用が安くなるのでは?

誰もがこう考えるでしょう。しかし、一概にそうとは言えないのです。

理由について解説していきます。

理由① 小児矯正なら、あごを広げられる

矯正の前期治療である小児矯正では、お子様の成長を利用しながらあごを広げていくことができます。

あごを広げることで歯並びのためのスペースができるので、歯列を細かく調整する矯正の難易度が下がり、抜歯が不要になったり、治療期間を短縮できたりするといったメリットがあります。

大人になってからあごを広げるのは難しいので、成人矯正では大掛かりな拡大装置や抜歯が必要となります。また、歯と歯の間をヤスリで削って歯の幅を小さくするという処置を何本もの歯にしなければいけないかもしれません。すると、どうしても治療の難易度が高くなってしまいます。

理由② 小児矯正は骨格のズレを改善できる

子供のうちに上下のあごのズレを改善しておくと、大人になってからの仕上げの矯正が簡単になります。

成人矯正であごのズレを改善しようとすると、抜歯や、インプラントアンカー、外科矯正が必要になることが多いです。費用がかさむ上に、ダメージも大きくなりがちです。

小児矯正を受けておかれると、大人になった時の治療の選択肢が広がり、結果としてトータルの費用も抑えることができるでしょう。

ここからは私の個人的な見解です。

理想の治療は、「インビザラインで前期治療+インビザラインで後期治療」だと考えています。

費用面で考えると、「従来型の小児矯正+インビザラインで後期治療」が良いかもしれません。

成人矯正になってからの矯正スタートは、賛否はあると思いますが、コストパフォーマンスは良くないと思います。


以下は、ある有名な方が書かれた文章です。

ある時、あなたは僕に語ったね。苦しんで苦しんで手に入れることができなくて、その迷いの淵から逃れることができなかった頃に
「全てを良くしようと思うんじゃない」と

「1つ何かが良くなれば、やがてすべてが良くなるんだ」と
人生の秘訣はここにあった。

すべての問題を片付けるようとするのではなく、自分ができる小さなことを積み上げてやり抜いて達成して、そしてその小さな山の頂から眺めると自分の人生もそんなに悪くなかったのかなと思えた。

歯列矯正の費用を安くする方法

① 医療費控除を利用する

医療費控除とは、1年間の医療費の合計が10万円を超える時に、最高で200万円までを所得から控除することができる制度です。控除金額は確定申告によって反映され、数万円〜の還付を受けられることもあります。

また、矯正費用とは、装置代だけではありません。検査料、診療料、通院費、治療中に使用した薬の費用なども申請できます(通院費用は、公共交通機関を利用した場合に限られます。自家用車で通院した場合のガソリン代は、医療費控除に申請できません。ご注意ください)。 

矯正については医療費控除が利用できます。▶

医療費控除を受けるためには、翌年の確定申告期間に、近くの税務署へ書類を提出する必要があります。

ちなみに医療費控除が受けられる治療はこちらです▶

どうしてこういう線引きなのかを聞かれることはありますが、町の歯科医には正直なところわかりません…(保険については厚生労働省、医療費控除については財務省でお問い合わせ下さい)。

② 高額療養費制度を利用する

高額療養費制度の上限額は、本人の所得や年齢によっても変わります。高額療養費制度については、定められた期間内に健康保険組合に申請書を出さなくてはいけません。

詳しくは、厚生労働省のHPからご確認ください▶︎

③ 分割払いを利用する

当院独自の分割払いをご利用いただき、お支払いの負担を軽減いただくことができます。

無利息で、10万円以下の金額は5回以内、10万円を超える金額は10回以内で分割していただくことが可能です。また、毎回のお支払い額は均等でなくても構いません。

④ デンタルローン等を利用する

こちらも、お支払い1回あたりの負担を軽くする趣旨のものです。

当院の扱うデンタルローンでは、最大で84回(年利3%)の分割が可能です。また、クレジットカードの分割払いなどもご利用いただけます。

後悔しないために

私の知人はCTが利用できないマウスピース矯正を選択して…不満が残る結果になってしまいました😭
詳しくはこちらをご覧ください▶︎ 

WEBで成人矯正について検索すると「やめたほうがいい」、「やらなきゃよかった」、「ブサイクになった」、「失敗」、「後悔」というキーワードがたくさん出てきます。「ゴールのイメージと現実が異なった」という方が多いのでしょう。

後悔しないためには、治療開始前にメリット・デメリットや、治療で改善できること・できないこと、副作用などをよく理解した上で、治療に進まれるかどうか決断なさることが大切だと思います。

みなさんは矯正治療をスタートする前に、例えばこんな説明を受けておられるでしょうか?

人間の横顔は大きく分けて、下の画像の3つのパターンに分かれます。矯正治療で「ドリコ」の人を「メジオ」や「ブレーキー」に変化させることは、実はできません。また、顔面タイプによって、適切な前歯の角度は異なります。これは矯正治療においては基本的なことなのです。

治療を迷っておられる場合は、当院でわかる範囲でお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。

顔面タイプ

まとめ

このようにお子様の矯正治療には、基本的に保険が適用されません。
しかし、あごの骨の発育期に状態・程度に応じて、タイミング良く適切な治療を受けることで、将来のインプラントアンカーや外科矯正が不要になり、矯正にかかるトータルの費用を抑制できる可能性があります。

また、医療控除やデンタルローンなど「保険以外の制度」もご利用いただくことで、思ったよりも費用や負担を減らすことができた、と感じていただけるかもしれません。

ぜひこの記事を参考にしていただき、お子様の矯正治療についてご検討頂ければ幸いです。


大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎの虫歯治療、抜きすぎのワイヤー矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

こむら小児歯科・矯正歯科のHPはこちら▶

当院について

この記事を書いた人

ご覧いただきありがとうございます♪ AI衛生士の「H」です。
本日は私がご案内しましたが……実は、私には“リアルH”がいるんです!
ぜひ医院で、そっくり(?)な本物の衛生士さんを見つけてみてくださいね!

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