インビザラインの治療期間について(多く削れば早く終わります)

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎのむし歯治療、抜きすぎの矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

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マウスピース矯正は上下の歯にワイヤーやブラケットという矯正装置をつける必要がなく、脱着できるマウスピースで歯を動かす治療を行います。

治療期間が短い先生が上手なのでしょうか?

実はインビザライン矯正治療の場合には、歯をスライスする量については1歯について0.5mm以上は推奨されていません

インビザラインで治療計画を立てる際に0.5mm以上のスライスが必要になる場合には、下の図のように赤でアラートがでます。

奥歯を動かさずに歯を多めに削れば治療期間は短くできます。

アラートは出ますが、アラートの0.5mmを越えたスライス量でマウスピースをオーダーすることは可能です。

当然ですがスライス量を推奨される量より多くすれば、より多くスペースができます。奥歯を奥に動かす必要もなくなり治療期間は短くできます。

部屋に家具が入りきらない場合に家具を思いっきり削れば、全部の家具が部屋に入って当たり前なのと同じです

しかし、スライス量が多ければ、虫歯になるリスクも上がるうえに歯の根と歯の根の間の骨の量は少なくなります。

長期的に見れば スライス量が多すぎれば、虫歯と歯周病のリスクは高くなると言えるでしょう。

私たちはできるだけ削らずに治療計画を立てます。

私達は2011年からインビザラインを導入しています。歯をできるだけ抜かず、削らない事を重視しています。ですからスライス量(IPR)を一箇所につき0.5mm以下になるように治療計画を立てて患者様にご提案しています。

インビザライン治療を行っている歯科医は世に数多くありますが、治療内容は医院によって全く異なります。

奥歯を全く動かさずに奥歯以外の歯を多めに削る治療にはご注意下さい。

インビザライン矯正が完了するまでにかかる一般的な治療期間は短くて1年半ほど、ほとんどの場合がワイヤー矯正と同じく2年〜3年ほどかかります。動かしたい歯の本数やその距離幅によっても期間が大きく変わってきますが、最低でも2年ほどかかります。歯の動き方にも個人差があるために、人によって治療期間はそれぞれです。歯を無理なく動かせるスピードは最大でも1ヶ月に1mmと決まっています。ですから安全に歯を動かしていくには最低でも1年以上の期間が必要になります。

期間は予定よりも伸びることが多いです

インビザラインに限らず矯正治療は予定の期間よりも伸びることが多いです。それは全ての歯が同じスピードで予想通りに動かないことが一番の原因です。

治療を進める中で最初に経てた計画とは歯の動きが異なってくる場合や患者様のご希望で細かな歯の並びを修正する必要がある時に、追加のアライナー(マウスピース)を新たに1~3回作成します。インビザライン矯正をしている8割以上の患者様が必要になります。

新たに計画を立て直し、アライン社とやり取りし、海外からマウスピースが届く期間が追加になり、装着しないといけないマウスピースの数が増えるため治療期間は伸びます。

しかし、これはできるだけ歯を削らずに美しく健康な歯並びにしていくためにどうしても必要な過程であることをご理解ください。

治療期間を伸ばさないためにご協力いただきたいこと

出来るだけ短い期間でインビザライン矯正を終わらせるために治療中に気をつけて欲しいポイントをご紹介していきます。

決められた時間マウスピースを正しく装着する

マウスピースを装着しなければ歯は動きません。長時間マウスピースの装着を忘れてしまったり、マウスピースを紛失してしまうと歯が元の位置に戻ろうとして、新しいマウスピースがはまらなくなったり、最悪の場合はマウスピースの作り直しになってしまい時間をロスします。

マウスピースの紛失を防ぐ

マウスピースの紛失も、治療期間を長引かせる原因になります。紛失したマウスピースを再オーダーかけても海外から到着するのに1~2週間かかります。その間、もし歯が大きく後戻りを起こせば最悪また全部の作り直しになってしまいます。マウスピースは決められた場所に、マウスピースケースに入れて保管するようにしましょう。

毎月の調整にしっかり通う

インビザライン治療の開始後は毎月、または2ヶ月に1回ほどクリニックを訪れるようにしてください。

1.番号順にマウスピースが使えている
2.歯が計画通り動いているか
3.歯を並べるスペースを作るためにIPRを行う
4.アタッチメントが破損していないか

等をチェックします。
このチェックなしに未来院期間が長くなると思わぬ方向に歯が移動していたり等の理由でインビザライン以外の装置を用いてリカバリーしないといけなくなったりして、大きく時間をロスします。

院長がインビザラインのインストラクターである矯正歯科医院はインビザラインの技術力が高いです。私が受講させていただいた先生方の医院のサイトを以下に示します。

https://www.aoyamar.jp/

http://maaortho.com/

http://www.toki-kyousei.com/

矯正治療で正しい知識を得るためには、まずは矯正歯科のインストラクターのサイトを熟読して本物を知るということが大切だと思います。

こむら小児歯科・矯正歯科のサイトはこちら▶


https://global.invisaligngallery.com/treatment/t-591/

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年はインビザライン社のプラチナステータスを取得しました。

1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

3. 歯並びの問診票はこちらからご記入ください

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