矯正における上の第2大臼歯、4番めの歯、6番目の歯の抜歯について

大阪府の豊中市役所東400mにある「こむら小児歯科・矯正歯科」は、1995年の開業時から「削りすぎのむし歯治療、抜きすぎの矯正治療」に疑問を感じ、「多くの人にとって正しい歯科医療とは何か?」をずっと考えてきました。

矯正治療で上の7番目の歯(第2大臼歯:略して7)を抜歯して治療するのは間違いでしょうか?

実はDr.Terrell L.Root▶という南カリフォルニア大の臨床教授が、1970年代から上の7番を抜歯して矯正治療を行っています。

この先生の治療法はレベルアンカレッジシステム▶と呼ばれ、日本に紹介されました。日本にも研究会があります。

この図には、

どういう場合に上の7と下の8(親知らず)を抜歯するかが記入されています。

また、どういう場合に4番目の小臼歯を抜歯し、どういう場合に6番目の抜歯が必要かという判断にもこのチャートが役立ちます。

日本の歯科保険制度では、下顎の親知らずの抜歯は保険治療で認められる場合が多いですが、第2大臼歯の抜歯は病気でないため認められません。

そのためかどうかは分かりませんが、この上7(第2大臼歯)を抜歯してスペースを作り、歯を配列する治療は日本ではあまり行なわれていません。

しかし、上の7の抜歯をする矯正治療法は、(こういう動画▶が作られていることからも明らかなように)昔から定番の治療法です。▶

日本の多くの歯科医が懐疑的なため、患者さんからすれば、抵抗があるかもしれませんが、症例にもよりますが、小臼歯を4本抜くるのではなく、上の7番目の歯を2本抜いて、小さめの8番目の歯に置き換える事で治療時間と費用を短縮し、前歯から奥歯まで上下28本の永久歯を残すことができるメリットの大きい合理的な治療方法▶です。

当院でのケースです。

左上の7番目の歯と下の親知らずはすでに抜歯済です。

左上の7番目の歯はすでに抜歯済です。

右上の7番目の歯を抜歯して8番目の親知らずが生えてくるのを待ちながらインビザライン治療を開始しました。

インビザライン治療のデメリットは費用が高めになることですが、痛みは少なく、食事の時には外すことができますし、治療の精度も高いです。

右上の7番目の歯を抜歯して8番目の親知らずが生えてくるのを待ちながらインビザライン治療を開始しました。

左上の親知らずは生えてきて隙間も小さくなってきました。

左上の親知らずは生えてきました

右上の親知らずも生えてきて完成です。

右上の親知らずも生えてきて完成です。

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こむら小児歯科・矯正歯科でマウスピース矯正(インビザライン)を行ったケースが、審査の結果、2018年5月にアライン社の公式症例集サイト:グローバル インビザライン ギャラリーに591番目に掲載されました▶ 安心してご相談下さい。


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

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