上の第2大臼歯の抜歯

矯正治療で上の7番目の歯(第2大臼歯:略して7)を抜歯して治療するのは間違いでしょうか?

実は故)Dr.Terrell L.Rootという南カリフォルニア大の臨床教授が、1970年代から上の7番を抜歯して矯正治療を行っています。

この先生の治療法はレベルアンカレッジシステムと呼ばれ、日本でも研究会があり、広く行われています。

この図をよく見ると、

どういう場合に上の7と下の8(親知らず)を抜歯するかが記入されています。

日本の歯科保険制度では、親知らずの抜歯は保険治療で認められる場合が多いですが、第2大臼歯の抜歯はまず認められません。そのためかどうかは分かりませんが、この上7(第2大臼歯)を抜歯する治療は日本ではあまり行なわれていません。

しかし、上の7の抜歯をする矯正治療法は、(こういう動画が作られていることからも明らかなように)昔から定番の治療法です。(クリックで動画が立ち上がります)

一部の患者さんからすれば、抵抗があるかもしれませんが、7を小さめの8に置き換える事で28本の永久歯を残すことができる合理的な治療です。ご理解下さるようお願い致します。

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