大人の矯正にはCTレントゲンが必須
大人の矯正歯科治療においてCTレントゲン検査が重要である理由
- より詳細な骨の状態把握が可能
- 通常のレントゲンは2次元画像ですが、CTでは3次元で骨密度や骨量を正確に評価できます
- 歯根の長さや向き、周囲の骨の状態を立体的に確認できます
大人の場合は、歯ぐきや骨の成長はないため、骨の範囲内で、慎重に正確に歯を動かさないといけません。
たとえば、下の画像だと特に問題はないように見えますが。。。
下のCTレントゲン情報付の画像で見ると、赤い部分の骨に注意が必要なことがわかります。
それ以外にも
- 治療計画の精密化が可能
- 歯の移動方向や距離を正確に計画できます
- 骨の状態から適切な矯正力を判断できます
- 予想される問題点を事前に把握できます
- 大人は子供と比べて骨の代謝が遅く、骨の硬さも増しています。歯周病などの口腔内トラブルのリスクも高まっています。これらの状態をCTで詳しく確認することで、安全な治療が可能になります
- 歯の根が短くなるリスクを評価できます
- 神経や血管の位置関係を把握し、損傷を防げます
- 歯周組織の状態を詳細に確認できます
このように、CTレントゲン検査は大人の矯正治療をより安全で効果的に進めるために重要な役割を果たします。
成人矯正では、骨の中で無理なく正確に歯を動かすことが重要です。
CTレントゲンの情報をもとに精密に設計できる“インビザライン・コンプリヘンシブ”は、その点で非常に安全性の高い治療法です。
インビザライン治療では、この専用スキャナーを使うことで、苦しい歯型取りが不要になります。
ワイヤー矯正では、小臼歯を抜くのが一般的でした。歯を抜くことへの不安や、“老けて見えるのではないか”という懸念から、治療をためらう方も少なくありませんでした。
マウスピース矯正の鍵は、”正しい設計”
マウスピースを正しく設計することで、
これまで抜歯が必要とされていたケースでも、
歯を抜かずに矯正できる可能性が大きく広がっています。
お一人おひとりに合わせた精密な治療計画が、無理のない矯正を可能にします。
夜間にナイトガードを使うだけではもったいない――そう感じて、私はその時間を活かして歯並びの改善にも取り組むことにしました。今ではインビザラインを使った矯正治療を実践中です。
常時アンケートを実施しています
院内でのアンケート調査を日々行い、患者様のご要望に沿った改善ができるよう心がけています。
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