インビザラインの上位版が良い理由

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矯正にはいろいろと種類があります。インビザラインの上位版と他の矯正治療の最大の相違点は、インビザラインの上位版のみがマウスピースを設計するにあたって、歯だけでなく歯の根の部分や骨の部分のデジタル情報をフルに利用できるところです。

インビザライン治療では0.01mmの単位で歯の大きさを知ることができる上に0.1mmの単位で歯を正確に移動することができます。また、計画を立てる上でCTの情報を直接利用できますので、安全性や精度のレベルが高いです。

1.例えば、黒い丸がついている歯を動かす際に歯の根が曲がっていても隣の歯の根にぶつからないような安全な計画を立てることができます。▶

このCTレントゲン情報なしに矯正治療を行えば、歯の根がさらに曲がっていた場合、隣の歯の根にぶつけてしまうような移動をやらかしかねません。

2.またワイヤー矯正とは異なり、このように他の歯を全く動かさずに一本の歯だけを動かす生体に優しい矯正もインビザラインでは可能です。

インビザラインの上位版で行わなかったために後悔が残ったケース

外国人の知人が他院でインビザライン治療を受けていて、「もうすぐ終了なのだけど満足できない」と相談されました。

右側の写真です。こちらから見ると問題ありません。

左側の写真です。こちらは奥歯から順に噛み合わせがずれています。

このケースの場合、右側は良好なのですが、左側のかみ合わせが通常とは異なるかみ合わせになっています。

この方は、最初はこれで満足していたのですが、歯が並んでくるにつれて違和感を感じたそうです。

このケースを理想的に治そうとするならば、ライトパッケージという下位版では、枚数が少なすぎて、奥歯を大きく動かすことができないため、大臼歯を動かすことができるコンプリヘンシブパッケージという上位版が必要です。

しかし、ライトパッケージからインビザラインへと途中で乗り換えたくても乗り換え割引等は用意されていません。

この方によくよく話を聞いてみると、最初の相談の時点で、部分的に矯正するか?それとも費用は高額になるが全体矯正をするか?を選べたのですが、費用と期間を考えて部分矯正を選んだそうです。(ただ、奥歯について詳しい説明がなかったと怒っておられました。)

子どもの矯正とは異なり、成長のない成人矯正の場合は奥歯を動かすのはかなり大変になりますから、患者様と歯科医が部分矯正を選択されたのはもちろん間違いではありません。

ただ、お部屋の片づけでもそうなのですが、「やりだしたら徹底的にやる」みたいになってきますと細かいところが新たに気になってきます。

期間と費用だけで決めてしまうとこのように不満が残ってしまう結果になってしまいます。

しかし、今から奥歯をやり直すということになると、インビザラインは乗り換え割引がなく、通常の費用がかかってしまいますから、最初から上位版のコンプリヘンシブパッケージを選択する方がコスパは良かったと言えます。


こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。

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