歯列矯正を受けたらすきっ歯になってしまった!

大阪府おすすめのマウスピース型矯正の名医9人に掲載されました。
大阪府おすすめの小児矯正の名医6人に掲載されました

矯正治療前の正確なシミュレーションが鍵です。

もともと すきっ歯でなかったのに矯正していたらすきっ歯になっていたのは、

以下のような原因が考えられます。

1.歯の大きさが揃っていなくて、小さい歯(矮小歯)がある。
2.上下の歯の大きさのバランスが取れていない。
3.下顎が前方に成長して上の前歯を裏から押して隙間ができた。
4.予想以上に顎が広がった。
5.最初はなかった舌の癖が出て前歯にスキマが開いてきた。
6.単に治療の途中でスキマが開いているだけ

ワイヤー矯正の場合

そもそもワイヤー矯正の場合は、治療の際にある程度、スキマを作ってからでないと歯のねじれを取るのが難しいのです。
マウスピースのように歯を包み込んで動かすわけではないので歯の移動のコントロールが難しく、舌の癖等があると前歯に簡単にスキマが開いてしまいます。
歯の移動量も細かくコントロールするのは難しく、また歯の幅を高精度で測ることができないため、矯正中に予想以上にすきっ歯になってしまうということが起こり得ます。

インビザラインの場合

下の写真のように歯の大きさや顎の大きさ、歯と歯の間のスペース等を治療開始前にデジタルで正確に測定できますので、スキマの量をほぼ正確に予測できます。

上の写真のケースではシミュレーションで上の前歯の幅の合計と下の前歯の幅の合計を比較した場合、上の前歯の合計が0.23mm多いことがわかります。また拡大量も正確に指定できるので拡大しすぎることはぼぼありません。

以上の理由から最近は当院では、ほぼ全てのケースでインビザライン治療を行なっています。

抜歯矯正してスキマが残ったケース

もしかすると、小臼歯を抜歯せずに矯正した方がベターだった可能性があります。しかし、これは結果論ですし、実際に拝見してみないと何とも言えません。

下のビデオのように 当院では、治療前に抜歯した場合のシミュレーションを作成し、本当に抜歯治療が必要かどうかを確認してからインビザライン治療を行います。

矯正後に歯の隙間が空いてしまうケース

としては、次のような3つの場合が考えられます。

矯正治療のおおまかな手順は

①ガタガタをほどいて歯を並べる(必要があれば抜歯を行う)

②上下顎の歯をしっかり咬ませる

③隙間を閉じる

④保定(リテーナーと呼ばれる装置を使用。後戻りを防止し、咬合を安定させる)

矯正治療の目的は患者様それぞれに合った正常な咬合と、きれいな歯並びの獲得です。ただ、上下の歯の大きさに不調和があると結果的にすきっ歯になってしまうことがあります。こういう場合は、歯を人工的に大きくしたり、反対側の歯をヤスリで削って、上下のかみ合わせを整える場合もあります。

リテーナーをつける期間が短すぎる場合

も同じようなことが起こります。矯正治療では、今までのかみ合わせと全く違ったかみ合わせを1からつくることになります。新しいかみ合わせに、個々の歯やあごが馴染むまではリテーナーが必要です。

実際の矯正後、すきっ歯になった例を見る限りでは、

  1. 飲み込む時に舌を前に出す癖がある。
  2. リテーナーの装着期間(保定期間)を守れなかった
  3. 上の歯の幅の合計と下の歯の幅の合計のバランスが悪い

以上の場合が多いです。

抜歯で空いたスペースがうまく埋まらなかった

抜歯を伴う矯正治療の場合は、歯を抜いたスペースが完全に埋まらずに、隙間が空いてすきっ歯に見えてしまうことがあります。

抜歯を伴う矯正は、歯が並ぶのに十分なスペースがない場合に行われる方法で、歯が移動することで抜歯にようスペースが埋まり、きれいな歯並びになるのが普通です。しかし、もともと上下の歯の大きさのバランスが悪いとスキマが空いてしまいます。

ただ、海外では前歯にスキマがあることは、必ずしもマイナスではありません。こちらのリンクからどうぞ。写真を見ると上の前から二番目の歯が小さい人が多いのがおわかりいただけると思います。 

後戻りが起きた

矯正治療では歯並びとかみ合わせは治りますが、唇や舌を含めたお口周りの筋肉は全く変わりません。「常に舌で前歯を押している」「頻繁に頬杖をつく」といったすきっ歯になりやすい癖が直っていないと、せっかく矯正した歯列が少しずつずれてしまうことがあるのです。

したがって、このような癖がある場合は、矯正治療と並行して癖を直す必要があります。

ただ舌が本来の位置にあったのに審美的な理由で小臼歯を抜歯して前歯を下げた場合は、舌が本来の位置を取り続ければ前歯が押されて前方に後戻りして、スキマができるのはある意味仕方のないことだと私は思います。

対策はこの二つ

  • 信頼できる歯科医院を選ぶこと

    具体的には、担当の歯科医師に質問しやすく、不安要素が少ないこと。
    歯科医院選びについては、上記の理由から、精度の高いインビザライン治療で良い結果をサイトで公表している歯科医院が望ましいと言えます▶。

    現状の分析やしっかりした治療計画を示し矯正にかかる費用や期間、リテーナーをつける期間など、納得するまできちんと説明してくれるところを選ぶことが大切です。
    舌癖のために歯並びが悪くなってしまっているような場合には、舌癖や舌のポジションを直すのに有効な口腔筋機能療法(MFT)ができるクリニックが良いでしょう。
  • リテーナーの着用期間を守るなど、安易な自己判断で決められた期間よりも早く外さないこと

    矯正装置やリテーナーは見た目も気になりますし、歯磨きもしづらくなりますので、早く外したいお気持ちはわかります。しかし、必要だからこそ使用する装置ですし、一定期間つけていないと、せっかく動かした歯が元に戻ってしまい、今までの苦労が水の泡になってしまう可能性が高くなります。特に前歯は後戻りしやすく、後戻りに気づきやすい部分です。なお、リテーナーは取り外しができるマウスピースタイプの物や透明で目立ちにくい方法を選ぶこともできますから、治療前に歯科医師とよく相談して、長い目で見て続けられそうな物を選ぶようにしましょう。

    マウスピース矯正は、床矯正と同じで簡単そうに思われていますが、奥歯の移動が必要なケースでインビザラインGO(奥歯を動かせないタイプ)を選択してしまったり、たとえ1本の歯の移動であっても歯科医が移動の指示を間違えてマウスピースを作製すると治療はうまく進みません。

歯並びが悪くないのに違和感がある方はこちら▶

1. お電話の方はこちらからご予約ください▶ 0120-55-8249

2. 月火水木の15:30まで(夏休み期間はお電話ください)にご来院の方はこちらからご予約ください

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◎診療時間

【月、火、水】10:00~12:40

       14:30~18:40
【金】14:30~18:40 
【土】10:00~12:40、14:30~16:30
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【木、日祝】休診
日曜日に月3回、矯正のみ10:00~12:40

受付時間完全予約制です。ご来院前に0120-55-8249  or  15:30までのネット予約 での事前ご予約を必ずお願いします。電話受付は平日は18時まで、土曜日は17時までです)

また当医院では、1995年より小児歯科+矯正歯科として、強い歯を育て、美しい歯並びを造り、守ってまいりました。

これまで13500人以上のご来院があり、矯正においては2100人以上です。

2010年頃から こどもさんのむし歯が少なくなり、インビザライン矯正をご希望される方が増えたため、現在では予防歯科+矯正歯科が私たちのメインの仕事になっています。

当医院は岡町駅(阪急宝塚線)から東へ徒歩12分です。医院前に4台、医院の東隣にある白い大きな家の地下に3台の駐車場(ノーマルのアルファードの車高OK)があります。

 桃山台、緑地公園、宝塚、箕面、茨木、吹田、伊丹、少路から来られる方もおられます。

類似の記事がありますので良ければご覧ください。

こむら小児歯科・矯正歯科でインビザライン・システムによる歯並び治療を行ったケースが2018年にインビザライン公式サイト:Align Global Galleryに#591番、Dr T. Komuraとして世界で591番目、大阪府では3番目に掲載されました▶


インビザライン治療について詳しくはこちら▶︎

インビザライン・ファカルティとは、米国アライン・テクノロジー社公認の講師の資格で、日本全国で約20名の歯科医がファカルティ(指導医)として認定されています。
インビザラインの診断や治療技術、治療経験などについてセミナーを通して他のインビザラインドクターに指導しています。
当院では院長が立てた計画をインビザライン・ファカルティに監修していただくことで「本物のインビザライン」をご提供致します。

2022年にインビザライン社のプラチナステータス
そして2023年にはプラチナエリートステータスを取得しました。

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